エスケープ(1994)
劇場公開日:1995年2月4日
解説
ギャングの金を持ち逃げし、殺し屋に命を狙われる男の決死の逃避行を描いたサスペンス・アクション。危機また危機の連続が見どころ。リー・ウェルズの小説(本邦未訳)を自身で脚色、「処刑教室」「コマンドー」『リトルトウキョー殺人課』(V)などこの種のジャンルを得意とするマーク・L・レスターが監督に当たった。製作はレスター、ダナ・ドゥボヴスキー、ジョージ・W・パーキンスの共同。撮影はマーク・アミン、音楽はクリストファー・フランク、美術はアンドリュー・ソール。主演は「セント・エルモス・ファイアー」「ジョイ・ラック・クラブ」のアンドリュー・マッカーシー。共演は「ライトスタッフ」「羊たちの沈黙」のスコット・グレンほか。
1994年製作/アメリカ
原題または英題:Night of the Running Man
配給:パイオニアLDC
劇場公開日:1995年2月4日
ストーリー
ラスベガス。タクシー運転手のジェリー(アンドリュー・マッカーシー)は、事故で妻と子を亡くして以来、人生に希望を失っていた。ある夜、彼はギャングから追われる男を乗せたが、男はブリーフケースを車に残したまま殺されてしまう。男はカジノの従業員で、ケースの中に持ち逃げした百万ドルが入っていた。カジノを経営するギャングのナンバー2、アルは冷酷な殺し屋エックハート(スコット・グレン)を雇い、金を奪い返すよう依頼する。一方、大金を手に入れたジェリーはロンドン行きの航空券を買う。車からタクシー会社を割り出したエックハートは、ジェリーを追う。サンフランシスコ空港でエックハートに気づいたジェリーは隙をついて逃亡、L.A.行きの飛行機に乗った。エックハートはロスの仲間であるデレクに連絡を取り、彼を待ち伏せするよう指示するが、デレクは必死のジェリーに返り討ちに遇った。足をやけどしたジェリーは病院に入院する。やがて居所を突き止めたエックハートが病院に現れるが、彼は看護婦クリス(ジャネット・ガン)と共に逃げだすことに成功。二人は逃亡中に恋に落ち、一緒に国外脱出を図ることにする。一方、アルが自分の不手際を責め、刺客を放ったことを知ったエックハートは、ジェリーの金を奪って逃亡することを決意。執拗にジェリーとクリスを追うが、二人も必死で彼を退ける。ついに追い詰められたジェリーが反撃に転じ、エックハートを倒した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- マーク・L・レスター
- 脚本
- リー・ウェルズ
- 原作
- リー・ウェルズ
- 製作総指揮
- マーク・アミン
- アンドリュー・ハーシュ
- 製作
- マーク・L・レスター
- ダナ・ドゥボヴスキー
- ジョージ・W・パーキンス
- 撮影
- マーク・アーウィン
- 美術
- アンドリュー・ソール
- 音楽
- クリストファー・フランケ
- 編集
- David Beerlatsky
- 衣装デザイン
- Greg Lavoi
- 字幕
- 岡田壯平