エヴァの匂い

劇場公開日:

解説

「突然炎のごとく」のジャンヌ・モローが、幸せな男を破滅へと導く冷酷な魔性の女を演じた心理ドラマ。イギリスの作家ジェームズ・ハドリー・チェイスの小説を「暗殺者のメロディ」のジョセフ・ロージー監督が映画化した。元坑夫の新進作家タイビアンは美人女優との結婚を控えていたが、ベネチア社交界の花形である美女エヴァに夢中になってしまう。タイビアンはエヴァが幾人もの男たちを破滅させた魔性の女だと知りながらも、彼女の妖しい魅力に溺れていく。タイビアン役に「ナヴァロンの要塞」のスタンリー・ベイカー。2018年、フランス映画界を代表する名優たちの主演作を集めた「華麗なるフランス映画」(18年2月~、東京・角川シネマ有楽町)でリバイバル上映。

1962年製作/110分/フランス・イタリア合作
原題または英題:Eva
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2018年2月17日

その他の公開日:1963年6月1日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5観たかった度◎鑑賞後の満足度○ への字口のジャンヌ・モロー登場!でも正直、男を狂わす程の上玉とは思えず(好き嫌いあるんでしょうね)。それにエヴァは悪女ではないと思う。自分の商売に忠実なだけでしょう。

2023年8月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

①相手の男が勝手に入れ込んで自滅しただけでしょう。エヴァが言うように見た目は男っぽいのに“情けない男”。 こんな男を好きになって自殺(?)しちゃったヴィルナ・リージが可哀想。 ②男がアホなのに相手の女を悪女とか魔性の女とか決めつけるのは無しにしましょうね。

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もーさん

4.5酒とたばこと涙と女とジャズ

2023年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

萌える

ジャンヌモローはまったくもって、 レビュータイトルにしたこれらを すべて持ってて恐ろしい女だ。 多少年齢的にトウがたってきて 冷静に見れば振られる婚約者の方が めっちゃきれいなんですけれども もしかしたら 人間には振り回されたい欲求があって それをみたしてくれるのが ジャンヌモロー演じる高級娼婦なのかもしれません。 しかし、まあ、なんとも とらえようがなくそれでいて魅力的な 悪っるい女です。 あの眼に見つめられたら降参するしかないのです。 劇中にジャンヌモロー演じるエヴァを表して 「残酷で美しくて破滅的」とありますがまさにそのとおり。 キリスト教のイブの名前なのは よくある名だからか、 あるいは他に深い意味合いがあるのでしょうか? ラストのくだりもキリスト教に詳しくないので 意味がつかめませんでした。 それにしても邦題もいいですね。 原題は単に「エヴァ」ですが邦題では「エヴァの匂い」。 これ、香り、じゃ違いますね。匂い、ですよ!立ち昇る背徳と破滅を 見事に感じさせてくれるじゃありませんか~。 どなたがつけたか知りませんが、いい仕事してますわ!

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こまめぞう

5.0地獄の異邦人

2020年10月28日
Androidアプリから投稿
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jarinkochie

3.0 いい音楽だ。これだけでいい。ビリー・ホリデイの歌声にしびれた。片...

2018年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 いい音楽だ。これだけでいい。ビリー・ホリデイの歌声にしびれた。片時もレコード盤とプレーヤーを手放せないような女エヴァはある意味魅惑的だ。多分、少年の私ならばジャズを教えてくれる年上のお姉さんという存在にかなりまいってしまうだろう。それほど素敵なのだ。  しかし、映画では美女フランチェスカが婚約者なのである。はっきり言ってジャンヌ・モローは負けている。だからタイヴィアンが何故この女に惹かれるのかがさっぱりわからない。独身でしかも若ければうなづけるのだが。この男はマゾなのかな?

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kossy