アンタッチャブルのレビュー・感想・評価
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男なら一度は見とけ!
これは名作。
どのシーンも絵画になる。
どこを切り取ってもカッコいい。
まさに名作って感じの名作。
わたしはイタリア贔屓なので、アンディガルシアさんがかっこよすぎて、この映画が大好き。
アンディ、イタリア人じゃないけど、イタリア人に見えるよね。なんとなく。
乳母車を足で止めるシーンは、ホント絵画だよ。
音を消して、ただ垂れ流してるだけでカッコいい映画、そんなにないと思う。
シカゴの流儀
冷徹なギャングのボス、アル・カボネを演じたロバート・デニーロの怪演が光る。
財務省捜査官エリオット・ネス(ケビン・コスナー)率いる財務省特捜班が、アル・カボネを追い詰めていく。
この捜査の為に何名の犠牲者が出たのか、白いスーツ姿の男(殺し屋)の機敏ではない動き(←スミマセン💦)が気になりました。
シックなシカゴの街並みとヴィンテージカーの車列、エンニオ・モリコーネの楽曲が美しい。
テレ東を録画にて観賞
デパルマニアが世間に自慢できる唯一の作品!
午前十時の映画祭にて。
ブライアン・デ・パルマに傑作や怪作は数あれど、万人に通用する作品としては本作が最高だろう。
映画監督デ・パルマの存在を世界にアピールした一作だ。
ケビン・コスナーとアンディ・ガルシアをスターに押し上げ、ショーン・コネリーにオスカーをもたらした功績も大きい。
本作で、良い脚本があればデ・パルマは立派に演出できるということが証明された。
明快で面白いストーリーは、デ・パルマがテクニックに尺を割いても破綻しない簡潔さだったのだ。
往年の人気テレビシリーズを映画化したのもハシリではなかったか。
後に『ミッション・インポッシブル』の一作目にデ・パルマが抜擢され(トムの熱烈オファーがあったと聞く)、テレビシリーズの焼直し映画の中でも最高の人気シリーズの先鞭を切ることになったのも、本作の成功があったればこそではないだろうか。
さて、この映画には伝説化した2つのシーンがある。
1つは、アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)がバットで部下の頭をカチ割るシーン。
『コンフィデンスマンJP』で、座らせた部下の背後をバットを持って歩きながら江口洋介が言う。「このバットで殴られると思ったか?お前ら映画の観過ぎだ!」
いやいや、決して映画でよくあるシーンなどではない。垂直に見下ろすカメラで描写したデ・パルマの残酷演出に何よりも強いインパクトがあった所以だ。
もう1つは、ターミナル駅の階段での銃撃戦シーン。
公開当時、『戦艦ポチョムキン』の「オデッサの階段」を丸パクリだと賛否両論が巻き起こった。
映画の歴史上重要な位置にある名シーンへのオマージュという好意的な評と、恥ずかしげもなくコピーしたという批判。
たが、確かに乳母車が階段を転がり落ちるところは「引用」しているが、スローモーションによる緊張感と、何よりストーン(アンディ・ガルシア)が乳母車を受け止める最高にカッコいい場面は、デ・パルマのオリジナルだと言い切って良い思う。
そもそも、「オデッサの階段」はエイゼンシュテイン・モンタージュの象徴的シーンとされているが、デ・パルマが用いたモンタージュはグリフィス技法だろう。
他にも、名シーンを挙げればきりがない。
最も好きなのは、マローン(ショーン・コネリー)が襲われるシーンだ。これぞ、デ・パルマの真骨頂。
あの真っ直ぐな廊下のアパートメントは、このシーン設計のための特異なセットだったと思う。
紙マッチに住所が書かれた小道具の使い方も見事だった。
あくまでも“対世間”においてデ・パルマの最高作。誰にでもお勧めできる良作だ。
マニアとしては、エロティシズムが足りないところでナンバーワンとは言えないが。
名作名優
昔、後半部分だけちらっと観たことがあって面白そう!と思っていました。今回初めてきちんと観ましたが、やはり面白かったです。しかも結構豪華キャストだったんですね。アンディガルシア若い!ケビンコスナー格好いい!ショーンコネリー渋い!デニーロ悪!
警察も司法も手中に収める裏社会のボスに真正面から勝負を挑む姿が格好良いです。ネス(ケビンコスナー)側とカポネ(デニーロ)側との間で繰り広げられる、やられたら倍返しの抗争。きれい事では済まされない命懸けの闘いに見入ってしまいます。
ネスが結成したチームのメンバーも皆個性的で光ってます。定年間近で自分の信念を貫く覚悟を決めたマローン。敏腕ガンマンのストーン。カポネの金の流れを瞬時に見抜く陽気な税理士ウォレス。それに対するカポネの笑顔で人を殴り殺す極悪非道ぶり。手下の白シーツで決めた殺し屋もインパクト大。
カポネが牛耳る世の中。私腹を肥やしてのうのうと生きる者もいれば、身を守る為に仕方なく手を汚す者もいたでしょう。正しい事をすれば命が無くなるような状況の中、立ち上がったネス達に胸が熱くなります。特にベテラン警官のマローン。初めは、命が大事だからと言ってネスの誘いを断りますが、覚悟を決めます。カポネの手に染まり、根底から腐りきった警察社会。自分はここでこのまま生きていくのか。色んな葛藤があったと思いますが、やると決めたからには徹底的にやる熱い男をショーンコネリーが熱演していました。血まみれで這っていくシーン印象的です。正義の為に!真の警官として!そんな想いが全身から滲み出ていました。
昔チラ見した時にはアンディガルシアやケビンコスナーの格好良さばかりが際立って見えたのですが(今見てももちろん格好良いです)、ショーンコネリーの厚みが効いていたのかなと思ったりもしました。
さすが名作!
部分的に見たことはあるけど、最初から最後まで見たのが初めてかも。でも、テレ東午後のロードショーだから、けっこうカットされてると思う。ほんとは映画館で見た方がいいだろうなぁ。
オープニングの音楽からいい! さすがモリコーネおじさま。ケビン・コスナーきれい! ショーン・コネリー渋い! デ・ニーロ狂ってる! アンディ・ガルシアかわいい! 殺し屋のくせにキメすぎなビリー・ドラゴ、いい色出てる! 帳簿を見ればおかしな金の流れをすぐ発見できる、仕事できるがネズミっぽいチャールズ・スミス、真っ先に殺されてかわいそうに…。
乳母車の階段落ちや、瀕死ではっていくシーンや、バット殺人や屋上の追跡や、素晴らしい場面だらけ。ひとつ気になったのは、カナダの騎馬警官。防具が何もないのに、銃撃戦に突入するんかい!? 馬に当たっちゃうじゃないかっ。馬に乗った警官隊が疾走する絵が欲しい、という監督の欲が透けて見える。ここはほんとに必要だったのか〜?
と、ちょびっと意地悪く言ったけど、名作であることは間違いない。
タイトルなし(ネタバレ)
アメリカ、禁酒法下で、マフィアに挑む物語。マフィアに支配された町のなか、自身が殺される、家族に危害が及ぶ可能性を覚悟し、マフィアからの様々な攻撃に負けず、マフィアに無残に殺された娘の母親との約束を守り、マフィアに挑んでいきます。
親友に訪れる残虐なシーンに悲しみ、主人公の躊躇ない姿勢に感銘を受け、個人的には、ストーンがなにか、かっこよかったです。
映画としては「素晴らしさ」より「隔世感」を感じてしまう。
初めて観たが名作だった
午前十時の映画祭11にて観賞。
1930年、禁酒法下のシカゴで、財務省から派遣された特別捜査官エリオット・ネス(ケビン・コスナー)がギャングのボス、アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)の不法に挑み、ベテラン警官のマローン(ショーン・コネリー)や、ストーン、ウォレスといったメンバーとチームを組みカポネを追い詰めるため捜査を始める。
シカゴ警察、市長、に賄賂を贈り、実質シカゴ市長以上の権力を握っていたカポネだったので、捜査は難航するが・・・さてどうなるという話。
ケビン・コスナーのカッコ良さはもちろんだが、ショーン・コネリーの渋さ、ロバート・デ・ニーロの残忍さも素晴らしかった。
野球のバットで殴り殺すデ・ニーロ、屋根伝いにカポネの部下を追うコスナー、階段で落ちそうなベビーカーの赤ちゃんを気にしながらの銃撃戦、法廷でのコスナーとデ・ニーロとの戦いなど見どころ満載。
古さを全く感じさせない名作だった。
大画面で観れて感動も大きく、午前十時の映画祭に感謝です。
これぞ王道映画❗️PDCAのお手本のようでした
舞台は、アル・カポネの支配が毛細血管のように、警察や公的機関の細部にまで張り巡らされ、現状を変えるのは不可能であると誰もが思っているシカゴ。
❶Plan
正義を実現したいという強い意思とそれを継続できるタフな心を持つ仲間を集め、まず何を始めるのが効果的かを考える。
❷Do
正確な情報収集に基づく抜き打ちの立入検査(捜査)で先制パンチ。
次には元から断つような、そして相手に深いダメージを負わせるような策略を実行。
❸Check
相手の反撃、味方の損失、周囲の空気など自分達を取り巻く状況の正確な把握、次の一手の再構築、そして何よりも決着を付けるという強いモチベーションの確認。
❹Action
不測の事態が発生しても、仲間を思う強固な意思と冷徹な策略を駆使することで克服し、最終的な目的を達成。
観るものの感情に訴えてくる設定もとても分かりやすい。
いかにも〝殺し屋〟という顔の白いスーツの男、10歳の少女を巻き込んだ悲劇、など。
こう振り返ると、最近は観るだけで疲れてしまう映画ばかりになったのかと思うほどです。
いいとか悪いとかではなく、今の時代は、オンの時も
オフの時もある程度、肩肘張って生きてるってことですね。
これぞエンターテインメント!
見逃していた作品。
「午前十時の映画祭」で観ました。
特別捜査官(ケヴィン・コスナー)VS アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)の闘いを描いた娯楽作。
かなり面白かったです。
これぞ映画! これぞエンターテインメント!
若き日のケヴィン・コスナーが超カッコいい👍
(あんな顔に生まれたかったよ、おっかさん😆)
そして、そして、やっぱりなんといってもデ・ニーロがスバラシイ!
音楽は、エンニオ・モリコーネ、衣装は、ジョルジオ・アルマーニが担当。
渋いの一言
全く色あせてない名作
いまやってるんだ?
最近レンタルでみなおしてみたんですがリバイバルしてるんや
でも公開時に劇場鑑賞してるから、別にいいかな 音はよくなったりしてんですかね
レンタル版でも公開時と違うのは、カポネと主人公が怒鳴り合う場面で、ケビン・コスナー演じるネスが
「このイ○ポ野郎!」と叫んでいたのが訳が変わってました笑 これは公開時のほうが間違ってるのか、英語が聞き取れないのでわかりません。
なんでそんなしょーもないこと覚えてるかというと、ひとり爆笑してる人がいて、そんなにか?と印象に残っちゃいました
いやーしかし私も涙もろくなりましたよ、ショーン・コネリー演じる警官が死ぬ場面で泣くとは じじいだもうおれジジイ
でも、音楽がいいからなこの映画 むかしはなんというかなあ、やたら宣伝打たれててデニーロ使って話題つくりか?などと思ったりしてなんか安っぽくかんじてしまったんだけど
いま見直してみたらすごくいいね、役者もいいし アンディ・ガルシアの出世作でもあるし 故ショーン・コネリー卿も渋い
わたしは朝10時からみるのはしんどいので、映画みたい盛りの方々にはぜひみにいくのをおすすめしたい
午前十時の映画祭11 絶賛上映中
豪華キャストー!!
午前10時シリーズで再上映していたので初めて鑑賞。
ケビンコスナーがイケメンでショーンコネリーが渋くてアンディガルシアがカッコいいのに、敵役がロバートデニーロってもう豪華キャスト過ぎて泣きそうでしたー!!
赤ちゃんのベビーカーがある中、赤ちゃんには一切怪我が無いまま銃撃戦が行われていくところ、ニコラス・ケイジが出ていたフェイス・オフにも、子どもが銃の音を聞かないで済むようにヘッドフォンを付けたまま行なわれた銃撃戦を思い出しました。
アンディが、滑り込んで駆け付けてベビーカーを足を押さえながら、倒れ途中の不安定な体制で証言人を抑えている敵だけを撃つという、射撃の名手っぷりを如何なく発揮していて感動しました!
もう、アンディさんカッコ良すぎー!!!
今回の推しはアンディさんだったので大満足です!
そして今回渋かったショーンコネリーと、やはり推しのニコラス・ケイジが出るザ・ロックが次の再上映作品なので、まだまだ楽しみが続いて嬉しいです。
兎に角、カッケー!!(笑)
2021年の「午前10時の映画祭11」でも鑑賞
タイトルロールに
ショーン・コネリーや、デ・ニーロの名前が出るともうワクワク!
デ・パルマとエンリオ・モリコーネの文字が観えた途端、絶好調!!
昔、観た時は超有名な階段シーンばかりが
強烈に印象に残ってましたが、
今回改めて観ると、まるで西部劇の様な馬で勢揃いのシーンや
冒頭のショッキングな少女のシーンなど、
結構忘れてたシーンもあって、ちゃんと観て良かった!
ショーン・コネリーは、確か007を降りて、2~3作目だったか、
「只者では無い、ジジイ」 キャラを確立した映画だったと思う。
ケビン・コスナーもアンディー・ガルシアも若くて凛々しく、
ショーン・コネリーに弄られて、アンディー・ガルシアが
メッチャ嬉しそう!(笑)
で、デ・ニーロは実に楽しそうにアル・カポネを演じ、
ケビン・コスナーは、前半、絵に描いたように
型にハマった良い奴を演じているけど、
この映画に関してはそれで良いんだと思います。
それが有るから、後半のある行為が活きてくる。
最近のアクション物に慣れてると若干、弾数が少ない銃撃戦も
デ・パルマならではの、スリラー要素が十分活かされているので
ハラハラドキドキのうちに観せてくれます。
白いスーツの殺し屋も、日本だと故成田三樹夫氏を連想させる様な
解りやすいキャラで如何にもなのが逆に楽しい!
衣装は、全盛期のアルマーニ!!堪りませんわ!!
難しい事を考えず「カッケー」にドップリ浸って観てください!
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