アンタッチャブルのレビュー・感想・評価
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スーツと葉巻が似合う
WOWOWにて。名前は聞いたことあるものの、未視聴だったなと思い観賞。調べたら実話ベースと知り驚き。
俳優陣の演技が素晴らしい。
面白い場面や要素はたくさんあり楽しめる。
マローンとネスの握手が椅子の背もたれで見えなかったり、裁判所での斜め下からのカットなど、最小限の動きと画で分かる。
ただシンセサイザーの音楽が若干気になった。今であればクラシック調の重厚感ある音楽になっているのかな。
国境の橋や階段のアクションシーンは目を見張るものがあったが、裁判所での銃撃戦だけはちょっと迫力も盛り上がりも心理的描写も少なかったかな、と思う。
撃鉄を戻すところはよかったが。
ネスを殺せとカポネから指示が出たのに、別な人を狙った経緯が分からなかったな。
ロバートデニーロさんは表情だけで魅せられる凄い俳優だなと。ショーンコネリーさんの葛藤と覚悟もよい。
ウォレスが好きになっただけに切ない。
以下、印象的なセリフ。
「毎日生きて帰るのが警官の第一条」
「大物になっても情熱は大事だ」
【バットで後頭部を殴られるのは嫌だ! 法を守ると誓った”アンタッチャブル”達 VS アル・カポネの壮絶な闘いを描いた作品。ケビン・コスナーとアンディ・ガルシアに一気に脚光が当たった作品でもある。】
■今更ながらの今作の魅力
1.エリオット・ネス(ケビン・コスナー)を筆頭とする”アンタッチャブル”達4人が集結していくシーン。夜の橋の上での、老警官マローン(ショーン・コネリー)と意気消沈していたネスとの顔合わせシーンが印象深い。
ー”貴方程の人が何故・・””この街で、只一人腐った警官ではないからだ・・”-
2.アンディ・ガルシアの格好良き事。
かの有名な、”戦艦ポチョムキン”の名シーンを準えた、アル・カポネの帳簿係を巡る、駅の広い階段での激しい銃撃戦・・。
イタリア系警官、ジョージ・ストーンを演じたアンディ・ガルシアの格好良き事。
3.冷酷な殺し屋白い背広姿がダンディなニッティ(ビリー・ドラゴ:ご冥福をお祈りします。最高の悪役でした・・。)のキャラの立ち方。そして、ビルの屋上でのネスと対峙するシーン。
ービルの屋上でのチェイスシーンはここから本格的に始まった、と勝手に思っている・・。-
4.アル・カポネを演じた、ロバート・デニーロの”デニーロ・アプローチ”もいかんなく発揮され‥(前髪、何本抜いたんだっけ?)。そして、円卓での“部下”達に、”デニーロ・スマイル”を湛え、野球の話をしながら、何度も振り下ろされるバット・・。更に、オペラで涙しながら、ニッティの”報告”を聞くシーン。
<久しぶりに鑑賞にても、今作の面白さは色褪せない。
名シーンも多数の、面白き勧善懲悪ギャング映画である。
只、初見の時から”あれだけ、犠牲を払って、懲役11年っておかしくないか?”という思いがいつも付き纏う作品でもある。>
好きすぎる作品
ネス役のケビンコスナーにどっぷりハマった原因の作品。
デニーロのカポネも、ショーンコネリーのマローンも、名優たちの怪演を学生の頃の私は震える思いで見ていました。
見たことがないなら、見ていただきたい作品です。
若きケビン・コスナーがかっこいい
ギャング映画を見たかったので鑑賞。非常に見やすくて飽きを感じない良い映画だった。
マフィアを中心に映していないので、ゴッドファーザーのような厳かな感じがなく、非常に見やすいストーリーである。ストーリーが淡々と展開するので見ていて飽きない。
所々で見られる凝った演出にブライアン・デ・パルマ監督の手腕を感じる。
「正義」を感じさせる男のアクション映画と言ったら本作であろう。
かっこよい
強大なギャング組織に立ち向かう若き捜査官エリオット・ネスとその仲間の姿はカッコいい。
不正を暴き、誰も糾弾することの出来なかったアルカポネ逮捕まで突き進む。
公開から30年以上経ったが、色褪せない名作の一つ。
4人が走ってるだけを永遠に見てたいな
禁酒法時代のアメリカで酒の密輸などで儲けて、警察や市長、司法までも牛耳る街の裏のボスアル・カポネを逮捕しようと奮闘する4人の男たちの話。
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とにかくまずキャストが豪華すぎる。ロバート・デ・ニーロ、ショーン・コネリー、ケビン・コスナー、アンディ・ガルシア、、全員味があって最高。まぁちょっとケビン・コスナーはかっこよすぎて問題なんだが。
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今見ると、おいおい殺しちゃうのかと思うシーンとか、暴力で解決しがちだったり、あまりにも勧善懲悪すぎるし、奥さんと娘がこんなにも可憐で美しいとする映画は他に見たことがないし、何度も「結婚はいいものだ」っていうケビン・コスナーに若干イラつくし、お前そこで乳母車の手を離すなばか!!!というシーンがあったり、結構引っかかるところは多い。
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でもそんなことは時代のせいにして全てスルーをすれば、とっても最高な映画です。特に私は昔の映画のクラシック的な音が好きで、4人が走り出す時のシーンなんてあの音楽のおかげでいくらでも見てられる。
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乳母車のシーンは映画史に残る超名シーンだと思うし、乳母車を華麗に足で止めるアンディ・ガルシアを永遠に見ていたい。
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ケビン・コスナーが初めて人を殺してしまうシーンについて、おそらく敵は英語がわからない人だったのかなと思うんだけどそれをすぐに撃ち殺すってやっぱ警官が黒人を殺すニュースとかがある今の時代に見るとかなり疑問。でも、その代わりの代償として仲間を失ったのかなと思うし、司法まで腐り果てている街では綺麗事だけでは正義を貫き通せない、というなんとも言えない説得力がある気もする。
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ケビン・コスナーのハンサムっぷり
ケビン・コスナーのハンサムっぷりに笑った。
ハゲてて全然格好良くないおじさまかと思っていたのに、
すっげー!格好良いの。
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アメリカならではのギャングもの、クライムもの。
とにかく拳銃だらけで血だらけで人がバタバタ死ぬ。
迫力満点です。
銃撃戦とか苦手な人でも、これは楽しめるかもしれない。
この映画の強みはスピード感だ。
ハイ次、ハイ次、と次の展開があるので、全く飽きない。
スローモーション
橋の上でのコスナー、コネリーの両者が初めて出会うシーンが好きだ。鉄則その1「警官は生きて家へ帰ること」だよなぁ・・・すごい生き様だ。ギャング側では、ロバート・デ・ニーロが冷徹なまでに仲間をバットで殴り殺すシーンですね・・・ぞっとした。残酷と言えば、コネリーがギャングの一人に吐かせるために死体の口に銃をぶっ放すところも衝撃的だ。
コスナーを中心人物にしたために迫力が欠ける。コネリー、デ・ニーロの迫真の演技によって救われてはいるものの、デ・パルマ流正攻法では完全にまでは満足できない映画だ。スローモーションになるセントラル駅での銃撃戦は面白いし、ガルシアと乳母車を絶妙に配置した構図には唸ってしまう。『戦艦ポチョムキン』へのオマージュらしいが・・・未見。
警察の腐りきった汚職体質がそれほど風刺されてないように感じるくらい、コスナーとギャング側との対立に重点が置かれていました。もっとコネリーを中心に描いて、重厚なテーマと男くささをもっと味わえたらなぁ・・・ガルシアじゃ役不足だったか?経理役のチャールズ・マーティン・スミスもコミカルで良かったです。
正義の実行
正義の漢達の話。
実話を基にした原作小説は寝食を忘るるほど夢中になって読んだものだ。
当時は完全にエリオットネス率いるチームに肩入れしていたし、
この映画の作りも完全にアルカポネが悪者として描かれている。
マフィアがどうしようもない奴らであることは自明なのだが、禁酒法という
歪みについて知るにつけ必要悪であったのだと痛感する。
個人的に酒は有害極まりない物質だと思っているが、これが文化や
酒が無くては生きられない人たちの恵みとなっていることは無視できない。
その酒が禁止されて如何に世の人が嘆いたか。その状況に違法とはいえ
一石を投じた密輸マフィアの存在は一概に悪とは言えないだろう。
とは言えショーンコネリー演じる老警官の存在感は主役を食うほどで
エリオットネスが主人公であることを忘れそうになる。そしてデニーロ扮するアルカポネの親しみやすいがその下に冷酷な本性を隠している、そんな
ゾッとする性質をスクリーンを通じて感じ取った。
デニーロの演技方法は独特で、その役に成り切るためにかなり無理をするらしいが、今回はどうしたのだろうか。マフィアに弟子入りでもしたのだろうか笑
様々な暴力的なシーンも特筆すべき点で、ワザとらしさのないシンプルさが
気に入った。
程々の尺で飽きずに見られたのでエンターテイメントとしても一級で
何でもっと早く観なかったのか、自身のアンテナの鈍さが恨めしい。
デ・ニーロが凄い
アルカポネに成りきって 、楽しんでいるのが良く分かる
冒頭の髭剃りシーンやバットでの撲殺シーンは出色の出来
ショーンコネリーは確かに素晴らしい演技で存在感を見せるが、逆に浮いている気はする
時代だけにシンセサイザーの安っぽい音楽はもったいなかった
特にレキシントンホテルに怒鳴り込むシーンでの音楽はいただけない
有名なエイゼンシュタインの戦艦ポチョムキンの乳母車階段落ちのオマージュは上手く消化されておりさすが
白服の殺し屋の配役は良かった
とにかく楽しめる良作
これがシカゴでのやり方だ
ラストシーンに向けて緊張感が徐々に高まって、最後の銃撃シーンは印象的だった。合わせて音楽も良かった。正直、マローンがやられるとは思わなかったなぁ。カッコイイ映画でした。
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