アルゴ探検隊の大冒険

劇場公開日

解説

ギリシア神話からのジャン・リードとビヴァリー・クロスの共同シナリオをドン・チャフィが演出した冒険ドラマ。撮影はウィルキー・クーパー、音楽は「バラバ」のマリオ・ナシンベーネ、製作は「シンドバッド 七回目の航海」のチャールズ・H・シニアが担当した。出演者は「荒野を歩け」のトッド・アームストロング、「逢う時はいつも他人」のナンシー・コバック、「エル・シド」のゲイリー・レイモンド、「スージー・ウォンの世界」のローレンス・ナイスミスなど。

1963年製作/104分/アメリカ
原題:Jason and the Argonauts
配給:コロムビア

ストーリー

アリスト王の子ジェーソン(トッド・アームストロング)は、20年前王位を奪ったペリアス(ダグラス・ウィルマー)を、彼が親の仇とは知らずに激流で救った。そして、幸福をもたらすといわれる黄金の羊の毛皮を求めて旅立つ。その旅には屈強の若者を伴ったが、悪人ペリアスの子アカスタス(ゲイリー・レイモンド)も加わっていた。様々の妨害や妖怪と戦い、それをうち破ってジェーソンは旅を続ける。奇跡も起こった。航海を続けるうち、コルキスの王女メディア(ナンシー・コバック)を救った。コルキスの王はジェーソン一行を歓迎して宴を催すが、アカスタスの奸計で死刑を宣告した。メディアは、愛しはじめていたジェーソンと一行を救い、黄金の羊の毛皮のありかを教えた。それを守る7頭の巨竜をも倒して宝を手にしたものの、コルキスの王の逆鱗にふれ、壮絶な死闘を展開、部下達は惨殺されたが、ジェーソンだけは危うく逃れた。そしてメディアとともに黄金の毛皮を擁し、帰国の途についたのだった。

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映画レビュー

5.0時間がなくとも、着ぐるみに安易に逃げず、何としても特撮で解決しようとする姿勢と考え方が、その後の日米の特撮技術の将来を決定したのだ

あき240さん
2021年10月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

超ひさびさに観て驚愕した
これほど他に影響を与えていた作品であったことに改めて気づかされたのだ

1963年6月米国公開、日本公開は翌1964年2月
本作は日本の特撮関係者に、またも衝撃を与えていたのだ

ハリーハウゼンは、1958年のシンバット七回目の航海のあと、1960年のガリバーの冒険、1961年のSF巨大生物の島と撮影しているが、その2本は日本公開はなかった
だからハリーハウゼンの特撮映画は5年ぶりの日本公開だったのだ

当時の日本の特撮はどうであったか?

1963年公開の東宝特撮のラインナップは4本だ
太平洋の翼、青島要塞爆撃命令、マタンゴ、海底軍艦
1964年なら3本
4月のモスラ対ゴジラ、8月の宇宙大怪獣ドゴラ、12月の三大怪獣 地球最大の決戦

今回改めて気づかされたことを列挙してみたい

タロスは大昔から存在していると思われる神を模した青銅の巨像
それがあるきっかけで動きだし、兵士を踏み潰す、大型船を持ち上げて投げて破壊する
しかし弱点を衝かれ最後には崩壊してしまう
これにチェコの巨人ゴーレム風の土塊の味付けを加えれば大魔神そのものだ
大魔神は1966月の公開だ

字幕は怪鳥とあるのみだが、あれはハーピーだ
羽の形はコウモリ
それが二つの角を持つ鬼に生えている
もう一目で猛烈に似ていると分かるはず
男と女の違いがあれど、これはデビルマンだ
1972年から連載され、同年アニメにもなった

七首竜のヒドラ
これも一目で分かる
キングギドラだ
日本公開の10ヵ月後に公開された三大怪獣 地球最大の決戦の目玉の新宇宙怪獣だ

腹からみるとヒドラも腹側の首は三つなのだ
その腹から首に至るウロコの付き方や見え方はヒドラと同じでそっくりだ
足があるかないかの違いだけだ
そして顔の形はヒドラのものそのもので、瓜二つなのだ
キングギドラは八岐大蛇からの由来のようでそうではなかったのだ
キングギドラが何故金色のウロコに覆われているのか?
それは本作の黄金の毛皮から由来していたのだ

7人の骸骨戦士対3人のギリシャ人兵士の乱戦
前作のシンバット七回目の航海での骸骨戦士との決闘シーンの発展系だ
これは実はターミネーターだ

CG以前だが21年後の1984年のターミネーターを思い出して欲しい
スケルトンになったターミネーターはたったの1体だ
なのに本作に勝っている動きをしていると言えるだろうか?

激しく剣戟を行い、殺陣をこなす
何合も刀を打ち合い、交わし、斬りつけるシーンには仰天する超有名シーンだ
有り得ない合成だ
CG全盛の現代でも同じ映像は簡単できるだろうか?
モーションキャプチャのスーツを骸骨戦士のアクター達に着せて、主人公達と殺陣をすれば良いだけかも知れない
そこに骸骨のスキンを合成するだけ?
そんなことはない
これほどのクォリティーでできるだろうか?

骸骨戦士が海まで追ってくるのだが、浮力がなく沈んでしまう
これもターミネータークロニクルでもそんなシーンがあった

そもそも骸骨戦士は、ヒドラの歯から復活して戦うというものだ
一度死んだ敵が、復活して再戦を挑んでくる
東映特撮の敵が、スーパー戦隊に一度やられても、復活して巨大化して再度戦うのと発想が似てはいないか?
このもともとの発想は本作から由来しているように思えるのだ
敵が復活して巨大化したのはバトルフィーバーJが最初、1979年の放映だ

人間を大きく見せているだけの海の神トリトン
なぜダイナメーションではないのですか?
いろいろ批判があるようですが?
そうジョン・ランディス監督から、あるインタビューで問われて、ハリーハウゼンはこう答えている
時間がなくダイナメーションは選択できなかったと

つまり彼も円谷特撮と同じく、厳しくスケジュールの制約を受けていたのだ

円谷英二なら、着ぐるみを着せたかも知れない
だがハリーハウゼンは着ぐるみを拒否し、人間をそのまま写してでも特撮で巨大にみせる道を選択したのだ

時間がなくとも、着ぐるみに安易に逃げず、何としても特撮で解決しようとする姿勢と考え方が、その後の日米の特撮技術の将来を決定したのだ

米国の特撮は更に発展を続け技術革新を重ねていく一方、日本はこの1964年頃をピークに進化を止めてしまったのだ

本作はそれ程の大きな意味を持つ作品であったのだ

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あき240

3.0特撮映画の金字塔

odeonzaさん
2020年6月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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odeonza

3.5The man with one sandal. 何!「俺戦エンド」だと!?

アキ爺さん
2020年2月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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アキ爺

3.0 子供の頃、テレビでよく放映していた。神々が机上の人間に話しかけた...

kossyさん
2018年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 子供の頃、テレビでよく放映していた。神々が机上の人間に話しかけたり、巨大な青銅像、怪獣や骸骨軍団、特撮技術も当時としては素晴らしく、面白くてしょうがない。ただ、ストーリーは唐突すぎるし、主人公にのめり込めない。むしろ女神ヘラや大神ゼウスのやりとりなんかが神秘的で面白いかも。

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kossy
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