アルゴ探検隊の大冒険

劇場公開日:1965年2月15日

解説

ギリシア神話からのジャン・リードとビヴァリー・クロスの共同シナリオをドン・チャフィが演出した冒険ドラマ。撮影はウィルキー・クーパー、音楽は「バラバ」のマリオ・ナシンベーネ、製作は「シンドバッド 七回目の航海」のチャールズ・H・シニアが担当した。出演者は「荒野を歩け」のトッド・アームストロング、「逢う時はいつも他人」のナンシー・コバック、「エル・シド」のゲイリー・レイモンド、「スージー・ウォンの世界」のローレンス・ナイスミスなど。

1963年製作/104分/G/アメリカ
原題または英題:Jason and the Argonauts
配給:コロムビア
劇場公開日:1965年2月15日

あらすじ

アリスト王の子ジェーソン(トッド・アームストロング)は、20年前王位を奪ったペリアス(ダグラス・ウィルマー)を、彼が親の仇とは知らずに激流で救った。そして、幸福をもたらすといわれる黄金の羊の毛皮を求めて旅立つ。その旅には屈強の若者を伴ったが、悪人ペリアスの子アカスタス(ゲイリー・レイモンド)も加わっていた。様々の妨害や妖怪と戦い、それをうち破ってジェーソンは旅を続ける。奇跡も起こった。航海を続けるうち、コルキスの王女メディア(ナンシー・コバック)を救った。コルキスの王はジェーソン一行を歓迎して宴を催すが、アカスタスの奸計で死刑を宣告した。メディアは、愛しはじめていたジェーソンと一行を救い、黄金の羊の毛皮のありかを教えた。それを守る7頭の巨竜をも倒して宝を手にしたものの、コルキスの王の逆鱗にふれ、壮絶な死闘を展開、部下達は惨殺されたが、ジェーソンだけは危うく逃れた。そしてメディアとともに黄金の毛皮を擁し、帰国の途についたのだった。

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映画レビュー

2.5 古典特撮は今観るとやっぱり古い

2026年8月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

レイ・ハリーハウゼンのコマ撮り人形アニメ映画は昔『シンドバッド虎の目大冒険』を民放テレビの吹替放送で、『タイタンの戦い』(1981年版)をレンタルビデオで観て、それぞれ面白かった記憶がある。だが本作は観たことが無く、レンタル店にDVDも無かった。そしたら午前十時の映画祭で上映されたんで、ちょうどいいやと思って観に行った。

うーん、期待外れだったかな。まず映画館の大画面で観ると画質が良くない。リマスターとかされてないのか、なんか昔のVHSをそのまま上映してるようにすら見える(DVD化されてはいるんだが)。特撮もすごいことはすごいんだけど、今になって観るとやっぱり古い。まるで初代『ウルトラマン』を観てるかのようだ。『虎の目~』『タイタン~』を観たのは1980年代でリアルタイムに近かったから楽しめたんだろうが、本作は今となっちゃ60年も前の映画だからなあ。CG時代の今観ると正直ショボく感じてしまう。

そして何より映画として特撮以外の部分が凡庸に過ぎる。ストーリーは何てことないし、昔の映画ということもあるのかテンポやリズムがスローモーではっきり言って退屈。正直ちょっと眠くなってしまった。お話も尻切れとんぼなんだよな。主人公のジェーソン(英語発音。ギリシャ神話ではイアソン)が黄金の羊毛を手に入れようと旅立ったのは父親の復讐のためだったのに、羊毛を手に入れたところでめでたしとなって復讐までは描かれない。え!? そこで終わり?となっちゃった。まあギリシャ神話は悲劇的な結末が多いんで、ハリウッド的ハッピーエンドとは合わないところがあるのかもしれないけど、やっぱり映画の本質ってそういうとこだよなあ。その辺が『ベン・ハー』や『スパルタカス』との違いだろうし、同じ午前十時の映画祭で観た『アメリカン・グラフィティ』なんて全然古く感じなくて、すげえ面白かった。やはり特撮は「技術」であって、技術の進歩で古くなってしまう。初代『ゴジラ』や『ウルトラマン』が古びないのも、特撮以外のところが優れているからではないだろうか。本作は監督も知らん人だし俳優も知らん人ばっかりで、特撮以前に単純に映画として凡作だった。

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バラージ

5.0 Jason and the Argonauts

2026年3月25日
Androidアプリから投稿
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Neo*

4.0 ワクワクの冒険物語

2025年12月21日
PCから投稿

やっぱりいいですね、これ。
導入はギリシャ、神々の国
人間界に降り船乗りの冒険
そして怪物達との遭遇

60年代初頭の傑作
映画的努力が凄い

やっぱり特殊技術の雄
レイ・ハリーハウゼン
ストップモーションは彼!
カクカク動くところも恐怖

骸骨剣士との戦いは必見
楽しくも、こわい系映画

俳優は誰なのか吹っ飛ぶくらい
異風習の物語に浸かってしまう。

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星組

4.0 すべてのファンタジー映画はここに回帰すべし‼️

2024年6月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

興奮

多分レイ・ハリーハウゼンという人のことなんて、今の若い人は知らないんでしょう‼️50年代〜70年代に製作された多くのファンタジー映画で "特撮の神様" と称される彼の作品は、「シンドバッド」シリーズ三作とか、「タイタンの戦い」とか有名なんですけど、やっぱり代表作はこの「アルゴ探検隊の大冒険」‼️ギリシャ神話を元にした、幸福を呼ぶ "黄金の羊の毛皮" を求めるジェーソン一行の大冒険を描いています‼️やはりこの作品の最大の見せ場はその特撮‼️CGやVFXで描く最近の作品と違って、ストップモーション・アニメで描かれるアナログなモンスターたちの衝撃は、目玉が飛び出るくらいスゴい‼️目を開いて口を動かすアルゴ号の女神像、青銅の巨人や七首の竜ハイドラ、コウモリと人間をかけ合わせたような怪鳥に加え、主人公たちに襲いかかるガイコツの騎士団など、空想力と想像力、創造力が爆発したような魅力的な造形と素晴らしいアクション・シーンは、今観てもこれっぽっちも色褪せてないですね‼️ちょっとチープかもしれませんが、そのちーふさが逆に愛おしい‼️ホント、レイ・ハリーハウゼンをはじめとする作り手たちの夢と情熱に、拍手喝采したくなるアクションファンタジーの快作です‼️

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