アマデウス

ALLTIME BEST

劇場公開日:1985年2月

解説・あらすじ

ピーター・シェイファーによる戯曲を「カッコーの巣の上で」のアカデミー賞コンビ、製作ソウル・ゼインツ&ミロス・フォアマン監督で映画化。19世紀の楽聖ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの半生を、彼を妬む宮廷音楽家サリエリの視点から描く。出演はサリエリにF・マーレイ・エイブラハム、モーツァルトにトム・ハルス。1984年度のアカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞を含む8部門で受賞した。

1984年製作/160分/G/アメリカ
原題または英題:Amadeus
配給:松竹富士
劇場公開日:1985年2月

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第42回 ゴールデングローブ賞(1985年)

受賞

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) F・マーレイ・エイブラハム
最優秀監督賞 ミロス・フォアマン
最優秀脚本賞 ピーター・シェイファー

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) トム・ハルス
最優秀助演男優賞 ジェフリー・ジョーンズ
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(C)1984 Teatro Della Pace Films. All Rights Reserved.

映画レビュー

5.0 素晴らしきモーツァルトの時代

2025年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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猿田猿太郎

4.0 モーツァルトとサリエリを描いた貴重な作品

2024年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

天才モーツァルトの生涯を宮廷楽長サリエリを通して描かれた作品。
いつの世も天才の挙動は凡人には理解できないものだが、18世紀ヨーロッパで生まれ育ったモーツァルトはとりわけ顕著だったに違いない。作中のモーツァルトの破天荒ぶりは驚くものばかりだが、あながち大げさでもないのかもしれない。
一方、宮廷楽長として成功していたサリエリが、モーツァルトの出現によって嫉妬と憧憬で葛藤していくさまは、時に心苦しく、時に多くの人が抱えたことがある負の感情として共感を覚える。
アントニオ・サリエリを描いた作品は媒体問わず少なく、日本語で入手可能となると数えるほどしかない。今作は史実とは異なる点はあるものの、彼とモーツァルトの確執を知る手始めとしてちょうどいい物語。
鑑賞後にモーツァルトの作品、特に『レクイエム』を改めて聴くと、彼がどんな心境で曲を作ったのか、思いを馳せられる。
音楽好きはもちろん、『FGO』などのゲームやミュージカルで2人に興味をもった人に見てもらいたい作品。

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Sarah

3.0 生きてるとどこかで出くわす感情、、

2023年3月19日
スマートフォンから投稿

クラシックに興味があり子供の頃鑑賞。この映画で、人の嫉妬という感情を学ばせて貰った気がします。子供ながらに人間って、大変だな、、と、しみじみ思った作品。

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ホビット

4.0 消える音、消えぬ音

2025年12月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

スター・ウォーズやアクションやジャッキー・チェンに塗れたクソガキがTVの洋画劇場で出会った衝撃。当時、チャンネル権は全く無かったのでわざわざ選んだりお願いした経緯はあったのだろうが、そこは覚えていない笑 しかしあの衝撃は忘れない。そして思い出させられた以上の衝撃を今回受けた。やはり映画は劇場だ。4Kとはいえ色褪せて映る画面は全く色褪せていない。それどころか闇(影)に至るまでコチラに迫ってくるし、音圧に至っては感涙のレベル。この映画によってサリエリが「光秀的立ち位置」に陥ってしまったのは同情もするが、その位のパワーに満ち溢れた"欧州中世時代劇"と呼ぶには勿体ない、サスペンスフルに満ちた体験になりました。機会があれば是非とも劇場にて体感頂きたい。やはり映画館は良い。

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