アニー・ホール

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

ウッディ・アレンが監督・脚本・主演を務め、大都会ニューヨークを舞台に描いたラブストーリー。冴えない風貌だがなぜか女性にモテるスタンダップコメディアンのアルビーは、歌手志望のアニーと出会って意気投合し、一緒に暮らし始める。しかし上手くいったのは最初だけで、時が経つにつれて互いの嫌な部分が目につくようになり、2人の溝は深まっていく。そんなある日、アニーは大物音楽プロデューサーのトニーからカリフォルニア行きを勧められ……。ダイアン・キートンがヒロインを務め、歌手のポール・サイモンがトニーを演じた。ブレイク前のクリストファー・ウォーケン、シガニー・ウィーバーらが出演しているほか、作家トルーマン・カポーティがカメオ出演。1978年・第50回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞を受賞した。

1977年製作/93分/PG12/アメリカ
原題または英題:Annie Hall
配給:ユナイト映画
劇場公開日:1978年1月14日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第35回 ゴールデングローブ賞(1978年)

受賞

最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ダイアン・キートン

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ウッディ・アレン
最優秀監督賞 ウッディ・アレン
最優秀脚本賞 ウッディ・アレン
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映画レビュー

4.0めちゃめちゃ腹立つ! ・・・のに不思議

2024年7月15日
Androidアプリから投稿

理屈屋で皮肉屋で「周りはみんなバカ」なんて思ってそうで、それなのに女の子には不思議とモテるというインテリの鼻につくところ煮詰めたような男アルビー

そんな彼が特別な人アニー・ホールと出会って別れるまでのコメディ映画が今作である

いやぁ、感想書くために改めて思い起こしたけど現実に周りにいたらめちゃめちゃ腹立つと思うんだよね、アルビー

でも映画のキャラクターとしてはヒロインのアニーと並んでとっても魅力的なんだ

コメディ作品の中で魅力的かつ「笑いのため」の突飛な言動じゃなく「この人は本当にこういう人なんだな」と納得できるキャラクターが見事に造られている

三谷幸喜さんが尊敬する・影響を受けている監督に挙げるのも納得だ

作品自体も【出会いと別れ】という「基本のキ」な流れをユーモラスな会話で埋めつくし、ときにメタ的なギャグを挟み、実にサービス精神に満ちた作りになっている

そして吹き替えの羽佐間道夫さんがこれまた良いんだ!

1シーン目の語りだけで主人公のキャラクター、
そして作品全体の色を一発で伝えてくれる名吹替なのだ

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作務衣もん

5.0仙台日之出プラザで鑑賞

2024年5月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

観れば観るほど味わい深くなる。

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ムーラン

4.5ビッグアップルへ僕は行きたい。コニー・アイランドのコースターに♥

2024年3月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 5件)
マサシ

4.5アニーホール

2024年2月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

アニーホール

圧巻だった。
ラブコメディの金字塔。全てのラブコメの教科書になるような作品。

しかしただのラブコメではない。メタ要素たっぷりで面白さにずっと引き込まれる。
それでいて切なく、ほろ苦い。

俺はこんな映画も好きだ。緊張感とエンタメだけじゃなく、こういう心が豊かになる映画が好きだ。

あらすじ
コメディアンのアルビーは、2人の妻と別れた後、歌手を目指すアニーホールと出会い、2人は恋に落ちる。
神経質症だがひょうきんなアルビーと妙にうまがあったアニーだったが、うまく行ったのは最初だけでだんだんと2人の溝は深まっていく。
別れてはくっつきを繰り返す中で、アニーは音楽会社にスカウトされハリウッドへ。実力も恋も置いて行かれてしまったアルビーは、いつまでもアニーのことが忘れられず引きずってしまう。
アルビーは、2人の関係を芝居に落とし込み、芝居の中だけでも理想の関係を築こうとする。

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tyshi