愛する時と死する時

劇場公開日

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解説

かつてリュイス・マイケルストンによって「西部戦線異常なし」が映画化されたことのあるエリッヒ・マリア・レマルクの同名原作小説の、「翼に賭ける命」のダグラス・サーク監督による映画化。第二次大戦に従軍した一ドイツ青年兵士の物語で、総ての場面は西ドイツで、ドイツ側スタッフ・キャストの協力によって撮影された。脚色はオリン・ヤニングス、原作者レマルクは教授に扮して自ら出演している。撮影監督は「黒い罠」のラッセル・メティ。音楽はミクロス・ローザ。出演者は一挙に主役に抜擢された新人ジョン・ギャビン、欧州映画界からの「怪盗ルパン」のリゼロッテ・パルヴァー、「生まれながらの無宿者」のジャック・マホニー、「大空の凱歌」のドン・デフォー、「Z旗あげて」のキーナン・ウィン、かつてのドイツ映画「制服の処女」のドロテア・ヴィーク等。製作はロバート・アーサー。

1958年製作/アメリカ
原題:A Time to Love and A Time to Die
配給:ユニヴァーサル

ストーリー

1994年、早春。ドイツ軍のロシア戦線での敗退は既にはじまっていた。アーンスト・グレーバー(ジョン・ギャビン)が3週間の休暇をラーエ中尉からうけ、2年ぶりに死の戦場を後にしたのはこんな時だった。しかし、故郷の町は廃墟と化し、人々はゲシュタポの恐怖におびえ、父母の行方は不明だった。同じように妻の行方を探す帰休兵ベッチャーによって陸軍病院に宿を得た彼は、母の主治医だったクルーゼ医師を訪ねた。しかし彼はゲシュタポに連れさられ、娘のエリザベス(リゼロッテ・パルヴァー)が、当局のスパイ、リーザー夫人(ドロテア・ウィー)の監視のもとに暗い日々を送っているのみだった。力無く歩む彼を、かつての学友で、今はナチ親衛隊幹部のオスカー・ビンティングが自宅に招いた。かつて叱責をうけたポールマン教授(エルリッヒ・マリア・レマルク)を部下に監視させているという彼の言葉に、アーンストは暗然とした。アーンストはエリザベスと恋におちた。病院のロイター伍長は、2人に高級レストランでしばしばの夢を酔う機会を与えてくれた。2人は困難をおし切って結婚した。疎開していた父母からの連絡もついた。しかし休暇の残りはもう少ない。妻を残して死の戦場に戻らねばならぬ苦悩を、アーンストはポールマン教授にうちあけた。ゲシュタポからエリザベスに出頭命令がきた。空襲で彼女の部屋を焼かれた2人が、恐る恐る出頭して渡されたのは、葉巻の箱に入ったクルーゼ医師の遺骨だった。エリザベスはウィット夫人の料理屋の2階に新しい下宿をみつけた。アーンストは戦場にもどり、惨憺たる様相の所属部隊に合流した。エリザベスから子供が生まれるとの便りがあった。再び退却がはじまった。ゲシュタポのシュタインブレナーが3人のロシアの農民をゲリラと称して射殺した。思わず、アーンストの銃は彼に向かって火を吐いていた。他の捕虜を逃して、アーンストは呆然と歩を進めた。しかし、捕虜の1人がシュタインブレナーの銃をひろって、それで彼を射った。小川におちたエリザベスの手紙に手をさしのべながら、アーンストは息絶えた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第31回 アカデミー賞(1959年)

ノミネート

音響賞  
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映画レビュー

3.0「西部戦線異状なし」のラストシーンに重なったが…

2022年4月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「悲しみは空の彼方に」の
ダグラス・サーク監督作品の中でも
評価が高いとの情報から鑑賞したが、
原作が「西部戦線異状なし」の
エーリヒ・マリア・レマルクと知って
期待が更に高まった。

ロシアの侵略戦争のタイミングだったので、
ウクライナの悲惨な国土と国民の姿に
重なって見えてしまった。

しかし、この作品は第二次世界大戦末期の
劣勢なドイツの話なので、
アメリカ目線ではあるが、加害者と被害者の
両面が見え隠れするところに違いを感じる。

この作品で優れていたのは、
戦争で追い詰められる側の街や人々が
どんなに悲惨な状況に陥るかが
繰り返し描写されていることだろう。

タイトルや話の展開上、
予測されるラストの理不尽な主人公の死は、
劇的で戦争への皮肉に溢れていて
「西部戦線異状なし」に酷似している。

しかし、ストーリー展開は総じて凡庸で、
時代に抗うことも出来ずに流されていく
主人公との前提の影響でもあるだろうが、
全体的にメリハリが弱い平板な演出と
感じる印象だ。

さて、原作者のレマルクの映画化作品では
「凱旋門」が未見だが、
鑑賞出来るチャンスはあるだろうか。

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KENZO一級建築士事務所
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