アイスリンク

劇場公開日:

解説

地に足つかぬスケートリンクで悪戦苦闘する映画スタッフのドタバタ劇。監督・脚本は「カメラ」のジャン=フィリップ・トゥーサン。撮影は「マネートレーダー 銀行崩壊」のジャン=フランソワ・ロバン。出演は「ファングルフ」のトム・ノヴァンブル、「未来は今」のブルース・キャンベル、本作がデビューのドロレス・チャップリンほか。

1998年製作/80分/フランス
原題または英題:La Patinoire
配給:大映
劇場公開日:2000年8月12日

ストーリー

全編スケートリンクという前代未聞の映画の撮影が始まった。滑るリンクで撮影はひと苦労。リトアニアのアイスホッケーチームは映画監督(トム・ノヴァンブル)の指示が通じず、通訳を介してやっと理解するありさま。アメリカから招いた主演男優(ブルース・キャンベル)はリンクに頭を打ちつけるシーンを何度も撮り直しさせられる。そんな中、撮影と並行してヴェネチア国際映画祭出品に向け、編集もリンク内で行なうことに。出品するためにはローマにいる病身の映画祭の重鎮に見てもらう必要がある。だが撮影は相変わらずトラブル続き。主演男優は撮影そっちのけで共演の女優(ドロレス・チャップリン)とお戯れ。ともあれ撮影はどうにか終了。ヘリコプターに飛び乗り、機内でも編集作業を続けながら一路ローマへ。救急車で試写室に運ばれた重鎮を前に映画を披露。終了後、意見を伺いに向かうと彼は息絶えていたのだった。

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