かもめ食堂

私もどこかの国で食堂をやってみたくなる。もしくは、こんな食堂に出会えたら素敵だな〜！語学が出来ればチャレンジするんだけどな〜！と、世界観に惹かれている。
のんびり観れる作品です。

ちなみに２回目の鑑賞です。

フィンランドのヘルシンキで3人の女性が食堂を通し暮らしや人々との交流を描くストーリー。
まず個人的に小林聡美、もたいまさこのコンビが大好きで見始めました。さすがに期待を裏切らない独特の世界観、演技と感じさせない自然な振る舞いが役柄の存在感を引き立たせてますね。片桐はいりさん扮ずるミドリの役柄のアクセントも凄くいい！もたいさんも口数が少ない役柄ながらさすがの存在感。物語というより雰囲気を楽しむ、感じながら観るのが良いですね。
作品の中に出てくる料理がとても美味しそう！
フィンランドに行きたくなるし、シナモンロールは食べたいなぁと思いながら何度も観てしまいます。

何か良いかもと思うのは最初だけで、具体的な話は無く、ネタ特化する訳でも無く、づまらなかったです。監督脚本家の日常の気付きを詰め込んだ邦画は、現在それなりにあるので、本作は2020年代の視聴にはかなり物足りないと思います。

こんなピッタリの配役はあるのだろうか？

サチエ（小林聡美）、ミドリ（片桐はいり）、マサコ（もたいまさこ）、それぞれの俳優が個性を存分に発揮できている。

物語は、フィンランドのヘルシンキにやってきたサチエが、本屋で偶然出会ったミドリと、空港で荷物が受け取れないと食堂にやってきたマサコと、一緒になって食堂のメインをおにぎりにしながら、フィンランドの人たちとゆっくりとしなやかに食べることを大事に暮らしている日常を描いている。

とてもいい！
こういう背伸びをしない地に足をつけた生活があるべき姿。

いい映画に出会った。

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