ベロニカは死ぬことにした

劇場公開日:

解説

世界120カ国以上で翻訳された人気作家パウロ・コエーリョの同名小説を、設定を日本に置き換え映画化。風変わりなサナトリウムを舞台に、自殺願望をもつ少女が様々な患者と出会い、心に変化が訪れてゆく人間ドラマ。監督は「渋谷怪談」の堀江慶。出演は「パッチギ!」の真木よう子と韓国若手俳優のイ・ワン。

2005年製作/107分/日本
原題または英題:Veronika Decides to Die
配給:角川映画
劇場公開日:2006年2月4日

ストーリー

退屈な人生にうんざりして、自ら命を絶とうとしたトワ(真木よう子)。風変わりなサナトリウムで目覚めた彼女に、院長(市村正親)は、「あと7日間の命」と宣告する。院内では、風変わりな人々が隔絶された独特の世界で毎日をすごしている。理想と現実の狭間で自分を追い詰めてしまった元・弁護士ショウコ、愛しすぎてバランスを失った主婦・サチ、完治後も狂気の世界に安住し続けようとする往年の大女優・紅子。院長とともに彼らを見守る婦長の姿も、どこか普通ではない。トワを心安らかに逝かせようと、周囲の人々が接触を避けるなか、絵描きになる夢を忘れられず、言葉を失ってしまったクロード(イ・ワン)だけは、トワに共感する。最初は戸惑い、混乱するトワだったが、おいしいものを食べること、楽しむこと、好きな格好をすること、美しい音楽を奏でる喜び、満ち足りたセックス、人生を彩る愛しいものすべてが彼女を変えてゆき、やがて生への欲求が芽生えてくる。身近に迫った死をきっかけに、退屈だったはずのトワの人生が輝きはじめるのだった。

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映画レビュー

1.5昭和か(悪い意味で)

2023年8月26日
スマートフォンから投稿

カメラ、照明、音楽、演出が古臭い。(昭和の邦画風)

特に精神病院の演出が舞台のように全てがオーバーでとても冷めてしまった。

良かったところ、真木よう子さんが黙っているシーン(画が綺麗)と原作の台詞。(小説は殆ど忘れていたけど、また読みたいと思った)

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キムラ

2.0映像では

2020年10月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

萌える

原作は未読ですが恐らく映像にしない方が良いものなのかもしれません。病院も職員もステレオタイプでしたが、あんな感じなのでしょうか。行ったことがないので分からないのですが。淡路恵子さんを久しぶりに観れて、それは良かったです。

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ミカ

1.0釣られましたか、真木よう子のヌードに

2019年9月3日
PCから投稿

舞台となる精神病院は百年前くらいが規準でしょうか、ロボトミーされてもおかしくない、そう、カッコーのニコルソン並みでしょうか。
こんな映画ですから、真木よう子のしらけた自慰ぐらいでしか釣れない訳です。
釣られた私が言うのも何ですが。
情けない映画です、観たことは誠に遺憾であります。

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アサシンⅡ

3.5真木よう子さんのための映画。

2017年8月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原作が洋物なのに、完全に邦画で創り上げている作品に驚きました。

図書館司書として毎日を淡々と過ごす彼女。

そんな毎日にいつの間にか嫌気がさしていたのかもしれません…。

気がついたら大量の睡眠薬を飲んで、精神病院に運ばれていました。

そこで過ごす独特な登場人物に度肝を抜かれました!

あんなに精神おかしいのに、一緒に生活しているという患者たちの設定があり得ない気がしました。

ですが、それ以上にぶっ飛んでいる世界観に置いていかれそうでした。

舞台をみているみたいですね。

真木よう子さんの緩急ある演技が素晴らしいです!

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ガーコ