夢の中へ

劇場公開日:

解説

イタリアの作家A・モラビアの「夢」に関する短編をモチーフに、園子温監督が新世代俳優たちと作り上げた爆走エンターテインメント。主演は「この世の外へ クラブ進駐軍」の田中哲司。共演に村上淳、オダギリ ジョー、夏生ゆうな、市川実和子。

2005年製作/100分/日本
配給:アルゴ・ピクチャーズ
劇場公開日:2005年6月11日

ストーリー

さえない役者、鈴木ムツゴロウ(田中哲司)は、タエコ(夏生ゆうな)と同棲中。タエコはスズキと同期の劇団仲間で、彼の役者人生に惚れて役者をやめ彼との生活を始めたが、10年経ってもブレイクしない鈴木に愛想を尽かしている。同期の劇団員の友人には、ユウジ(オダギリ ジョー)がいる。鈴木は現在、三流劇団の女優ランコ(市川実和子)と恋仲になっている。ランコは、この劇団のリーダー町田(岩松了)と関係があり、町田はスズキとランコの仲をよく思っていない。ある日のこと、鈴木は、次の舞台のために稽古に来ていた。演出家(温水洋一)は、井上陽水の曲『夢の中へ』を、独り言のように口ずさんでいる。誰もがこの舞台がうまくいくとは思ってはいない。そこにきて鈴木の体調に異変が…。小便がしみるのだ。鈴木はすぐに性病だと直感する。女たらしの鈴木の頭には、2人の女の顔が浮かぶ。ランコともう一人の女優、うつしたのはどちらなのか? 友人ケイジ(村上淳)に聞く が、彼にわかるはずもない。ランコの劇団の劇団員と便所をともにした時、彼が小便を痛がっているのを見るにつけ、ランコが怪しいと思い追求すると、逆切れされ、家を追い出されてしまう。自分の家に帰れば、タエコが家を出る準備をしている…。やぶれかぶれの一日が終わって、倒れこむように鈴木が眠ると、夢の中にテロリストの鈴木が現れ、肩に銃弾を浴びて血まみれに。車内には彼を助けようとユウジやケイジ、タエコがいる。皆テロリストの一員らしい。そしてその悪夢からさめると、今度は取り調べ室。そこにはおっかない鈴木の親父(麿赤兒)と、なぜか演出家もいる。何の取り調べかもわからず、鈴木はただただ怒鳴られる。そして目を覚ますと、タエコがいない。タエコは友人(小嶺麗奈)の家へ逃亡していた。鈴木は東京を逃げ出す口実として、同窓会に行くことを決意。そして実家に帰ろうと電車に乗っている最中も何度も夢を見て、鈴木はどんどん夢に侵食される。夢の鈴木が「今日ヘンな夢を見た」という。「俺、夢の中でしがない役者で、お前と同棲してんだよ」とテロリストのタエコに言う。また、変な男と女にもみくちゃにされたり、どちらが現実でどちらが夢なのか、次第に区別がつかなくなる。

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映画レビュー

0.5よくわかんない

2019年10月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

クソみたいな生活を送る売れない俳優が自分を見失う話?出口が見えないまま終わった。ヤク中みたいだな。

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いつこ

3.5シーンシーンは面白かった。 メッセージはあまりないかな 夢の中への...

2015年10月26日
Androidアプリから投稿

シーンシーンは面白かった。 メッセージはあまりないかな 夢の中への歌は何度聞いてもいいね。

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kens

2.5眠たい...

2014年11月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

かなり眠たくなりました。 実験的な映画は、よくわかりませんでした。 もうあんまり園子温の昔の作品は見ないようにしようと思いました。

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タテスジコ

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