アレクサンダー大王

劇場公開日:

解説

牢につながれたひとりの盗賊が手下の導きで脱獄する。漆黒の森の中、白馬の傍らで兜をかぶるとき、彼は“アレクサンダー大王”となった……ある義賊が故郷の小さな村で独裁者へと変貌していく姿をギリシャ歌劇の姿を借りて描きながら、ファシズムの実像に迫りその危険性を告発する、アンゲロプロス監督の壮大な歴史劇。黒澤明監督が感嘆した黒いマントに注目のヴェネチア映画祭金獅子賞受賞作。

1980年製作/208分/ギリシャ
原題または英題:MEGALEXANDROS
配給:フランス映画社
劇場公開日:1982年3月20日

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映画レビュー

3.03.0点だけど(映画館で観たいのに)

2019年6月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

難しい

DVDで観たくなかったが映画館で中々やってくれないので観ました。 で独特の世界に浸って酔いしれました、でも評価は3点です。 この人の映画は点数評価出来ないと思います、つまりソクーロフやタルコフスキーやホドロフスキーの映画はその世界観に浸れるかどうかで、黒澤明やイーストウッドの映画とは別ジャンルだと思うんです。ですので3点はこれまで観てきたテオ・アンゲロプロス監督作品群の中で比べたらという意味です。旅芸人→狩人→当作品という製作順を知ってしまうと「あぁこれで共産主義なり社会主義のイデオロギーに見切りをつけたんだろうなぁ」と思ってしまいます、で再出発してまたたくさんのいい作品を作ってくれたんだなぁと。

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雪国の離島の生まれ、山裾育ち

5.0ちょっと意外なアンゲロプロス

2015年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ほとんど「必修課目履修」の姿勢で漫然と見ていたのだけれど、最後の15分が圧巻!カリスマの崩壊、復活の暗示、そして訪れた現代…アンゲロプロス作品にこういうスリルを感じたことは無かった気がする。

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