イズ・エー
劇場公開日:2004年10月9日
解説
少年法とも絡んで社会的な議論が巻き起こっている少年犯罪をめぐる社会派サスペンス。無差別殺人を犯した14歳の少年と、4年後に出所してきた少年を待ち受ける少年の父親と被害者の父親、それぞれの立場で事件と向き合う3人の姿を描く。最愛の家族を失う刑事には、「模倣犯」など数々の作品に出演、映画のフィールドでは欠かせない存在の津田寛治。物語の核である<ホーリーナイト>には「ロボコン」、舞台『お気に召すまま』で活躍する若手俳優・小栗旬。<ホーリーナイト>の父親には、「リバイバル・ブルース」の内藤剛志。
2003年製作/109分/日本
配給:GPミュージアムソフト
劇場公開日:2004年10月9日
ストーリー
渋谷で、大量の死者を出す爆破事件が発生した。犯人は<ホーリーナイト>と名乗り、マスコミをはじめ多くのメディアで取り上げられ、一躍カリスマ的存在となる。ところが捕まったのは、なんと14歳の少年・勇也(小栗旬)だった。少年法により、わずか4年で出所する<ホーリーナイト>。果たして勇也は本当に更生できたのだろうか?勇也の社会復帰を知り、ある確信を持って動き出す刑事(津田寛治)。彼は爆破事件で最愛の妻と息子を失っていた。一方、少年の父親(内藤剛志)は、離れ離れに生活する家族の再生を願って行動する。被害者と加害者、立場は違うが、同じ父親としてのプライドを背負って対峙する二人の男。だが、その二人をあざ笑うように、またもや信じられない事件が起こる 。