ハーケンクロイツの翼
劇場公開日:2004年7月24日
解説
やる気のない男と、やる気しかない男、相手を不幸にする女が出会い、無軌道で反社会的な行動を繰り返すことで生きる実感を手にする青春ドラマ。出演は、「あずみ」「ロボコン」の小栗旬、ダンサーの山根和馬、「カミナリ走ル夏」の伴杏里。監督は「クレイジー・コップ 捜査はせん!」の片嶋一貴。
2004年製作/91分/日本
配給:リベロ
劇場公開日:2004年7月24日
ストーリー
中学生のときに不発弾を盗み出し、校舎を爆破しようとするが失敗。保護観察のもとで暮らすRIKUO(小栗旬)。自分のつまらない人生に嫌気がさして、死ぬことしか考えなくなったRIKUO はある日GAS(山根和馬)という男と出会う。鼻っ柱が強く、ごーマンで自己中。人を食った生意気さが売りのGAS は、やると決めたらすぐに実行する行動派。GAS のストレートな生き方を羨ましく思いながら、共に馬鹿騒ぎを繰り返すRIKUO。RIKUOの部屋には、突然転がり込んできた昔の同級生、NAMIKO(伴杏里)がいた。NAMIKOは付き合った男は必ず不幸になる、という伝説を持つ美少女。なんとなく一緒にくらしていたRIKUO とNAMIKO だったが、GAS はNAMIKOに、自分の女になるよう迫る。NAMIKO はRIKUO に好意を持っているけれど、煮え切らないRIKUO の態度に愛想をつかして、NAMIKO は部屋を飛び出る。そんなこんながありつつも、街の自警団と戦ったり、謎の男に命を狙われたり、とRIKUO とGAS の冒険は、どんどんエスカレートしてゆく。暴挙を繰り返すふたりを、人々は<ハーケンクロイツの翼>と呼ぶようになる。しかし、GAS がついにパクられてしまった!