アイ・ラヴ・ピース

劇場公開日:

解説

一人前の義肢装具士を目指す女性聾者と、片足を失ったアフガニスタンの少女との心の交流を描いたヒューマンドラマで、”アイ・ラヴ”シリーズの第3作。監督は「アイ・ラヴ・フレンズ」の大澤豊。脚本は、「金色のくじら」の山本洋子と大澤監督の共同。撮影監督に「アイ・ラヴ・フレンズ」の岡崎宏三があたっている。主演は、「黄泉がえり」の忍足亜希子と新人のアフィファ。文部科学省選定、文化庁映画芸術振興事業「映画制作支援」、大田市市制50周年記念、中村ブレイズ創業30周年記念作品。

2003年製作/108分/日本
配給:「アイ・ラヴ・ピース」全国配給委員会(インディーズ=こぶしプロダクション=ハートフル・ウィング)
劇場公開日:2003年12月20日

ストーリー

島根県大田市大森の”中沢ブレイズ”で、日本初の聾者の義肢装具士を目指して働いているいづみは、ある日、大学の先輩・日田の誘いでNGOの一員としてアフガニスタンに行くことになった同僚の久保に同行を頼まれ、戦争の傷跡も生々しいカブールへと赴く。滞在期間は10日間。その間に、義足を必要としている人たちの型を取るのがいづみの仕事だ。そんな忙しい毎日の中、彼女はパリザットと言う地雷で片足を失った少女と出会い、義足が壊れて困っている彼女に杖無しで歩ける義足を作ってあげたいと思うようになる。そして、その想いは帰国した後も絶えることはなかった。突然、いづみの前にパリザットが現れた。実は、NGOの資金集めの為に日田が彼女を連れて来たのだ。いづみは、自分の手でパリザットの義足を作ることを決意。果たして、義足は完成したものの、パリザットは杖を放そうとはしなかった。そんなパリザットを時に優しく時に厳しく励ますいづみ。やがてパリザットが日本を離れる日、彼女はいづみたちの前で杖無しで歩いて見せるのであった。それから一年後、再びアフガニスタンを訪れたいづみは、元気なパリザットと再会を果たす。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
山本洋子
大澤豊
脚本協力
麦野仁紀
プロデューサー
佐々木裕二
川崎多津也
宇野京子
中嶋春喜
プロデューサー(アフガニスタンスタッフ)
ヌールラー・セイフィ
撮影監督
岡崎宏三
第二班撮影(アフガニスタンスタッフ)
宇井忠幸
特殊効果(アフガニスタンスタッフ)
ゲヤス・ボセット
美術
春木章
装飾
相田敏春
音楽
佐藤慶子
主題歌
小野正利
録音
本田孔
音響効果
福島幸雄
瀬谷満
照明
古川昌輝
第二班照明(アフガニスタンスタッフ)
関野高弘
編集
境誠一
衣裳
小野今朝義
スタイリスト
安斎美紀子
アシスタントプロデューサー
浅見一史
製作主任
宇賀神幸男
助監督
日垣一博
スクリプター
増田実子
スチール
高岩震
日本語字幕
飯村俊子
手話監修
米内山明宏
手話コーディネイト
妹尾映美子
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映画レビュー

2.0悪くはないが

2018年6月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

義肢製作者の善意の物語を海外まで広げて映画にしても、限界がある。 インディーズ作品で製作費はメジャーに比べるべくもない為仕方ないが。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)