木曜組曲
劇場公開日:2002年10月12日
解説
謎の死を遂げた女流作家を偲んで集まった5人の女たちが、その謎を解明していく密室ミステリー。恩田陸の同名小説を原作に、「月とキャベツ」の篠原哲雄監督が映像化。
2001年製作/日本
配給:シネカノン
劇場公開日:2002年10月12日
ストーリー
4年前、謎の自殺を遂げた耽美派女流作家・重松時子(浅丘ルリ子)。時子を偲び、5人の女たちが今年もまた集まった。長年の時子の担当編集者で、同居して身の回りの世話をしていたえい子(加藤登紀子)、時子の異母妹で編集プロダクションを営む静子(原田美枝子)、静子のいとこでノンフィクション・ライターの絵里子(鈴木京香)、時子の姪で人気ミステリー作家の尚美(富田靖子)、尚美の異母姉妹で純文学作家のつかさ(西田尚美)。彼女たちはそれぞれ、時子の死に割り切れないものを感じていた。その日、送り主不明の花束が届き、添えられていたカードには“皆様の罪を忘れないために、今日この場所に死者のための花を捧げます”というメッセージが。時子の死を他殺と思わせる内容に、各自が独自の推理を展開する……。