木曜組曲

劇場公開日:

解説

謎の死を遂げた女流作家を偲んで集まった5人の女たちが、その謎を解明していく密室ミステリー。恩田陸の同名小説を原作に、「月とキャベツ」の篠原哲雄監督が映像化。

2001年製作/日本
配給:シネカノン
劇場公開日:2002年10月12日

ストーリー

4年前、謎の自殺を遂げた耽美派女流作家・重松時子(浅丘ルリ子)。時子を偲び、5人の女たちが今年もまた集まった。長年の時子の担当編集者で、同居して身の回りの世話をしていたえい子(加藤登紀子)、時子の異母妹で編集プロダクションを営む静子(原田美枝子)、静子のいとこでノンフィクション・ライターの絵里子(鈴木京香)、時子の姪で人気ミステリー作家の尚美(富田靖子)、尚美の異母姉妹で純文学作家のつかさ(西田尚美)。彼女たちはそれぞれ、時子の死に割り切れないものを感じていた。その日、送り主不明の花束が届き、添えられていたカードには“皆様の罪を忘れないために、今日この場所に死者のための花を捧げます”というメッセージが。時子の死を他殺と思わせる内容に、各自が独自の推理を展開する……。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

3.0いつ見ても、富田靖子は美しい・・・

2021年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

カリスマ作家の不慮の死の真相を話し合う、弟子たちの人間模様を描く物語。

実力派女優陣の演技を観る映画ですね。サスペンス風ではありますが、サスペンスの面白さは感じません。

場面は邸宅の食卓が中心。雑談や食事を重ねながら話合います。
時には批判し、時には秘密を暴露しあいながら・・・でもギリギリのところで矛を収めて・・・
「愛情」「尊敬」「嫉妬」「失望」「疑惑」等の感情をやり取りする会話劇は、緊迫感を感じるものでした。

ただ、個人的には趣向に合わない映画で、高い評価は難しい印象です。観る人を選ぶ映画なのでしょうね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
よし

3.0雰囲気

2021年5月6日
iPhoneアプリから投稿

全体としてたまらなくねっとりとした
不穏だけどあっさりした雰囲気が漂っていて好きでした

コメントする (0件)
共感した! 1件)
JYARI

3.0自殺?他殺?事故死?

2021年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

大作家(浅丘ルリ子)が亡くなって四年、今年も命日に関係のあった五人の女性が集まる。
そこで何故死んだのかを、みんなで推理することに。
もし殺されたのであれば、犯人は?
淡々と進むので眠気に誘われる。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
いやよセブン

4.0義姉妹の関係性が観てて気持ちいい仕上がりでした。 キャストの妙で大...

2021年2月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

義姉妹の関係性が観てて気持ちいい仕上がりでした。
キャストの妙で大変面白く拝見しました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
tuna