日本心中 針生一郎・日本を丸ごと抱えこんでしまった男。

劇場公開日:

解説

異端の批評家・針生一郎の言説を、風景と幻想、追憶と想像力の映像で描くイマジネーションのドキュメンタリー。監督は、天皇を主題とした版画シリーズが論議を醸した現代美術家の大浦信行。2001年山形国際ドキュメンタリー映画祭招待出品。

2001年製作/87分/日本
劇場公開日:2002年6月1日

ストーリー

2000年、針生一郎は韓国と日本を往還する。韓国で彼は路地や雑踏の中をとめどもなく歩く。パンソリを唄う女、女体を彫る刺青師、山門上で踊る「地霊」と化した男、それら錯綜するイメージや記憶が、眼前を通り過ぎる。日本。自宅の書斎で針生は熱っぽく語り続ける。語り続けて夜明けを迎えた彼は、自身が生きてきた歴史の「痛魂」の思いを1人つぶやく……。

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