うつつ

劇場公開日:

解説

美しい人妻の罠にはめられた男の、悪夢のような体験を描いた官能サスペンス。監督は「C・ジャック」の当摩寿史。連城三紀彦の短篇『夜の右側』を基に、当摩監督が脚色。撮影を「ショコキ!」の佐光朗が担当している。主演は、「KT」の佐藤浩市と「華の愛 遊園驚夢」の宮沢りえ。第76回『キネマ旬報』ベストテン主演女優賞(宮沢りえ)、新人女優賞(小西真奈美)受賞、第57回毎日映画コンクール女優主演賞(大塚寧々)、女優助演賞(宮沢りえ)受賞、第45回ブルーリボン賞主演男優賞(佐藤浩市)、助演女優賞(宮沢りえ)受賞、第24回ヨコハマ映画祭助演女優賞(大塚寧々)受賞作品。

2001年製作/100分/日本
原題:Ututu
配給:日活
劇場公開日:2002年6月1日

ストーリー

妻・公美子と恋愛結婚して7年。平穏な生活を送る隆一の前に、ある夜、小原幾子という美しい人妻が現れた。彼女は、夫・英介と公美子の不倫を隆一に告白し、その仕返しに彼と関係を結びたいと迫った。初めは信じられない隆一であったが、やがて彼女と深い関係に落ちていく。そして遂に、妻への嫉妬は殺意へと変わり、幾子に言われるがままに生命保険の受取人名義を妻から彼女に書き換えた隆一は、英介を犯人に見せかける工作をして公美子を殺害する。ところが、それからすぐに幾子との連絡が途絶えた。実は、小原夫婦はそれぞれ全く同じ手口で隆一と公美子に接近し、どちらかがどちらかを殺害するよう仕向け、殺された方の保険金を奪うという新手の詐欺師だったのだ。しかし時既に遅し、隆一がそれに気づいたのは警察に逮捕される直前だった……その時、隆一はハッとして目覚める。全ては、雨宿りに立ち寄ったバーで酒に酔った彼の夢だったのだ。安堵して、家路を急ぐ隆一。だが、彼は出迎えた公美子に殺されてしまう!

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