モウ翔ブ夢ハ見ナイ
劇場公開日:2002年2月16日
解説
ひょんなことから危険な事件に巻き込まれていくふたりの女の逃避行を描くハードボイルド。監督は「餓狼の群れ」の渡辺武。脚本は『実録・最後の総会屋』の辻裕之。撮影を「修羅の群れ」の小松原茂が担当している。主演は、「千年の恋 ひかる源氏物語」の高島礼子と「野獣死すべし 復讐篇」の久野真紀子。スーパー16ミリからのブローアップ。
2001年製作/108分/日本
配給:エクセレントフィルム(配給協力 LIBERO)
劇場公開日:2002年2月16日
ストーリー
ある晩、抜群のドライヴィング・テクニックで殺し屋・亮司を追っ手から助けた瑠璃子は、翌朝、自殺未遂を繰り返す友人・照美に請われドライヴに出かけた。しかし、立ち寄ったクラブで照美をナンパして来た男・篤志が何者かに殺されたことにより殺人容疑をかけられたふたりは、警察に追われる身となってしまう。実は、篤志を殺したのは亮司で、彼は組織から大量のヤクを横取りすべく、篤志が持っていたヤクの隠し場所を記したメモを奪おうとしたのだが、そのメモの入った財布を瑠璃子たちが持ち去ったことから、今度は瑠璃子たちを追うことに。一方、逃亡を続ける瑠璃子と照美は、照美の父親が暮らす港町へ急いでいた。家族を見捨てた父親に、復讐を果たそうとする照美。だが、ふたりを追う女刑事・支倉に先回りされ、その計画は失敗。辛くも亮司に助けられた瑠璃子と照美は、東京へ戻りヤクをゲットした亮司と別れると、盗難車で新たな旅へと出発するのだった。