プラトニック・セックス

劇場公開日:

解説

タレント・飯島愛の告白本を基に、10代の少女の心情を描いた青春ドラマ。監督は「DAN-BALL HOUSE Girl」の松浦雅子。脚色は森下佳子。撮影監督に「女学生の友」の高瀬比呂志があたっている。主演は、オーディションで選ばれた新人・加賀美早紀と映画初出演のオダギリ ジョー。第25回日本アカデミー賞新人賞(加賀美早紀)受賞作品。

2001年製作/105分/R15+/日本
原題または英題:Platonic Sex
配給:東宝
劇場公開日:2001年10月20日

ストーリー

17歳の誕生日、あおいは自殺を図った。友達に輪姦され、妊娠・堕胎、家族にも見放されたのだ。だがその時、携帯電話に送信された一本の間違いメールが彼女に自殺を思い留まらせた。さてその後、戻る場所のないあおいは、スカウトマン・金井の紹介でキャバクラで働くことになった。源氏名は愛。たちまちにしてナンバー2の座まで登り詰めた彼女は、しかしお金の為にその日暮らしを繰り返し、やがて借金地獄に堕ちていく。そして、借金を返済する為に契約したAV出演。だがそれは、彼女の心に虚しさを募らせた。そんな彼女の心の支えとなっていたのは、間違いメールの相手・トシとの交換メール。ある日、クラブのDJを目指しているトシと運命的な出会いを果たしたあおいは、彼と同棲を始める。彼との生活の中で、本気で人を愛することを知るあおい。トシもまた、あおいといることで、いじめが原因で自殺した妹・愛への気持ちが癒されていった。ところが、あおいのAV出演がトシにバレたのをきっかけに、ふたりの心は次第にすれ違いを見せ始める。しかし、暫く距離を置くことで、互いがかけがえのない存在であったことに気づいたふたりは、やり直すことを決意するのだが……あおいがトシに再会したのは霊安室だった。トシは、道に飛び出した子供を助けようとして、トラックに轢かれたのだ。深い喪失感に襲われるあおいは、しかしそれをふっきるように歩き出す。

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スタッフ・キャスト

監督
監修
飯島愛
脚色
森下佳子
原作
飯島愛
製作総指揮
宅間秋史
林秀樹
企画
関一由
亀井修
遠谷信幸
企画協力
小滝祥平
河村光庸
製作
亀山千広
渡辺ミキ
プロデューサー
佐倉寛二郎
瀧山麻土香
撮影監督
高瀬比呂志
美術
及川一
音楽ディレクター
竹内修
岩崎俊郎
音楽
佐橋俊彦
音楽プロデューサー
今井仁
桑名裕子
山口雅人
主題歌
スピッツ
録音
野中英敏
音響効果
斎藤昌利
林彦佑
照明
渡辺三雄
編集
川島章正
衣裳
富樫昇
本館ルミ子
スタイリスト
谷口みゆき
選曲
佐藤啓
アソシエイト・プロデューサー
山下暉人
大澤剛
黒田知美
アシスタントプロデューサー
宮内貴子
製作担当
白石始
監督補
井上隆
スクリプター
皆川悦子
スチール
宮田薫
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受賞歴

第25回 日本アカデミー賞(2002年)

ノミネート

新人俳優賞 加賀美早紀
話題賞 作品部門/俳優部門  
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映画レビュー

3.0オダギリジョー色っぽい

2018年12月1日
iPhoneアプリから投稿

飯島愛と言うには丸顔の子を選んだなと言うのが最初の印象。
芸能界に入る話は一切出てこない。
正直かなり美化されているんだろうと言う思いは消せないけど、思っていたほど悪くもない。

意外にも、手を握る事の大切さを思い出させてくれて暖かい気持ちになれた。

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おこげ

3.0大切なものは壊れてから気づく。

2013年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

最初この映画をみたときは、中学生だった。
ただ、なんとなく切ない悲しい恋物語…オダギリジョーかっこいいって感じだった。

10年たって久しぶりに見たら、私大人になったなぁと感じた。

人はみんな心でわかっていても大切なものは失ってから気づくんだ。

お腹にいる赤ちゃんも、大切な恋人も、簡単にいなくなっちゃうんだ。

そして、飯島愛さんも。

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るじゅ

3.0かけがえのないものは、壊してから気が付く

2009年1月22日

悲しい

難しい

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shimo