パチスロひとり旅

解説

パチスロで稼いだ金で借金返済していく男の旅を描いたドラマ。監督は「喪服の女　崩れる」の後藤大輔。名波誠の実体験を基にした同名コミックを基に、後藤監督が脚色。撮影監督に『レイプ請負人』の吉賀一彰があたっている。主演は「codename:TOMOKO」の坂上忍。DVからのキネコ作品。

2001年製作／90分／日本
配給：パル企画
劇場公開日：2001年10月27日

あらすじ

バブル崩壊後、サラ金から多額の借金を抱えてしまった元証券会社のエリート社員・名波誠は、今はボロボロの愛車で日本全国のホールを回りながら、パチスロで稼いだ金を返済に充てる日々を送っている。ある日、彼は立ち寄ったとある町でハルナと言う金髪の少女と出会い、行動を共にすることになった。だが、彼女は15歳、家出中の身の上。しかも、多額の借金を抱えていた。そんな中、誠はヤンキーと50万円を賭けたパチスロ勝負に挑むことに。果たして、勝負には勝ったものの、尿道結石で倒れてしまう誠。黙って姿を消した彼を探し続けていた恋人・マキのお陰で事なきを得た彼は、診察にあたってくれた医師が実はハルナの父親であることを知り、彼女を家族の元へ返してやる。そして、自分はまた借金返済パチスロの旅に出発するのだった。