血を吸う宇宙

劇場公開日:

解説

宇宙人による地球侵略計画に巻き込まれた女性の呪われた運命を描くSFコメディで、「発狂する唇」のシリーズ第2弾。監督は「発狂する唇」の佐々木浩久。脚本は「発狂する唇」の高橋洋。撮影を「浮気なぼくら NAUGHTY BOYS」の喜久村徳章が担当している。主演は、映画初出演の中村愛美。スーパー16ミリからのブローアップ。

2001年製作/85分/日本
配給:オメガ・ピクチャーズ
劇場公開日:2001年12月22日

ストーリー

死刑執行を待つ女囚・倉橋里美。彼女は、懺悔を聞きに来た尼僧に告白を始める。あの日、里美は幼い娘・ミサトを誘拐され警視庁に向かっていた。だが、事を知らされた夫・清彦は、刑事に対して自分たち夫婦に子供はいないと言う。一体どういうことなのか? その時、謎の女霊媒師が乱入。彼女の放った首無し女子高生に導かれ実家に辿り着いた里美は、やがて事件の裏に母親・瑛子や議員立候補者・亀山パンチに化けた惑星イーからやって来た宇宙人の存在を知るが、なんとパンチによって彼の子を妊娠、出産させられてしまう。しかし、宇宙人を追うFBIの秘密諜報員・成本とルーシーに接触した彼女は、彼らの地球征服計画を阻止すべく瑛子とパンチ、そして宇宙人との混血であるミサトを焼き殺すのであった。ところが、里美は残虐な殺人を犯した罪で投獄。今まさに、死刑が執り行われようとしていた。だがすんでのところで、刑務所長や内閣総理大臣までもが宇宙人であったことを知った里美。成本の助けを借りて脱獄に成功した彼女は、宇宙人との決着をつけるべく、聖地である西乙女町の森へ赴くが、車に轢かれて死亡する。その後、虫に生まれ変わった彼女は、幸せそうな夫の暮らしを羨ましそうに覗いていた。

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スタッフ・キャスト

監督
アクション監督
ビー・チュンウェイ
脚本
高橋洋
製作総指揮
横濱豊行
豊忠雄
プロデューサー
一瀬隆重
撮影
喜久村徳章
美術
遠藤みつお
音楽
ゲイリー芦屋
主題歌
PENICILLIN
録音
岩倉雅之
サウンド・エフェクト
柴崎憲治
照明
鳥越正夫
編集
大永昌弘
衣裳
丸岡由美
ライン・プロデューサー
八木欣也
製作担当
石矢博
助監督
李相國
スクリプト・スーパーバイザー
吉田久美子
スチール
安保隆
「血を吸う宇宙」製作委員会
三宅澄二
陶山明美
安村重幸
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