完全なる飼育 愛の40日

劇場公開日:

解説

実際に起こった事件を基に、見知らぬ男によって40日間に渡って監禁された女子高生の姿を描く性愛ドラマ。監督は「Бондарь 桶屋」の西山洋市。松田美智子による原作を基に、「ぬるぬる燗燗」の島田元が脚色。撮影を「修羅がゆく10 北陸代理戦争」の丸池納が担当している。主演は、「ろくでなしBLUES'98」の深海理絵と「三文役者」の緋田康人。スーパー16ミリからのブローアップ。

2001年製作/89分/R15+/日本
配給:キネマ旬報社
劇場公開日:2001年6月23日

ストーリー

ある日、心理カウンセラーの赤井は、女子大を卒業したばかりのフリーター・津村晴香から援助交際を申し込まれる。毎日、UFOを待っていると言う彼女に興味を持った彼は、数日後、彼女の同意の下、催眠療法を試みることにした。すると、彼女は高校2年の時に起こった異常な体験を語り始めた。幼い頃に父親を亡くし、仕事の忙しい母と遊んでばかりいる中学2年の弟と平凡な生活を送っていた晴香。UFOに別の世界へ連れて行って欲しいと願っていた彼女は、その年の秋、見知らぬ男・住川に誘拐、監禁されてしまった。狂気と優しさの二面を持つ住川もまた、5年前にたったひとりの肉親である母親を亡くした孤独な男であった。そんな彼に裸にされ、手錠をはめられ、猿ぐつわをかまされ、日記のように毎日写真を撮られる生活。だが、やがて彼女の心の中に彼に対する恋愛にも似た奇妙な感情が芽生え始め、遂に女の悦びすら知るようになっていく。しかし、次第に警察の捜査の手が住川に及び、40日目を迎えた日、彼は逮捕されてしまうのだった。それから数年後、晴香はテレビのニュースで住川が事故死したことを知った。今もその体験にあらゆる意味で縛られ続けている晴香。だが、赤井のカウンセリングを終えた彼女は、心の解放に向けて一歩前進した。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0援交をもちかけてくる女、男はそれを断り、自分は心理カウンセラーだと...

2021年3月23日
iPhoneアプリから投稿

援交をもちかけてくる女、男はそれを断り、自分は心理カウンセラーだと言い相談にのる。竹中直人は聞き役。
女のキャラクターが弱くて、最初こそ抵抗するんだけど、すぐ調教されてしまう。ずっとボーツとした感じ。UFO見たとか。うつろ。
性に貪欲な中年男を緋田康人。こちらはヤバさが出ていた。1作めよりエロ表現が露骨な感じになった。リアルさを出したのか。後半パートは良くない。

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