連合艦隊

劇場公開日

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解説

太平洋戦争を背景に、そこに生きた人々の愛、悲しみ、苦闘、怒りを描く。脚本は「どんぐりッ子」の須崎勝弥、監督は「関白宣言」の松林宗恵、撮影は「トラブルマン 笑うと殺すゾ」の加藤雄大、特技監督は「地震列島」の中野昭慶がそれぞれ担当。

1981年製作/145分/日本
原題:Imperial Navy
配給:東宝

ストーリー

昭和十五年。考古学者本郷直樹は次男の真二が自分と同じく学問の道を志すことを喜んでいた。兄の英一は父の意に反して海軍少尉になっていた。一方、船大工の小田切武市は一人息子の正人が海軍兵学校に合格したので有頂点になっていた。十八年間海軍に勤めても下士官止りの武市は正人の将来は約束されたと信じて疑わなかった。一年が過ぎた。世界情勢は日毎に緊迫の色を強め、戦争の予感は現実のものになろうとしていた。昭和十六年十二月八日、早期和平を強調する山本五十六のもとで、連合艦隊は、ハワイ真珠湾に奇襲をかけた。次々と炎上する米海軍の戦艦群を、英一は興奮の面持ちで見つめていた。その頃、五年の歳月と建艦技術の粋を集めた空前総後の巨艦、大和が完成した。山本はアメリカに時間を与えず、早期和平に持ち込もうと、ミッドウェイ作戦に賭けた。しかし、作戦は失敗に終り、戦局は消耗戦へと展開していった。数々の戦闘を体験している英一は、死を覚悟し、婚約者の陽子と式を挙げたが、指一本触れずに戦場へもどった。やがて大学生の真二も召集され兵学校を卒業した正人も武市の意に反して零戦に乗る決意をしていた。日本軍は劣勢に回り、起死回生のレイテ作戦に出た。英一は戦場で真二と出会った。陽子への仕打ちをなじる真二に「陽子を頼む」と遺書を残して英一は大空に散った。英一の残したライフ・ジャケットのために沈む船から脱出した真二は、生きる喜びをあらためて知り、陽子と生きようと陸上勤務を志願するが、大和への転属を命ぜられる。死を目前にして真二は陽子を抱けなかった兄の気持を初めて理解した。陽子は逆だった。愛する人に抱かれたい。陽子は真二に激しく体をぶつけるのだった。同じ頃、正人は特攻を志願していた。武市は息子の出世に固執し兵学校へ行かせた己の浅薄さを呪い戦争の恐しさを痛感した。戦況は挽回の余地もない所まで来ていた。そしてついに、最後の切札、大和の沖縄への水上特攻が計画されるに至った。大和は出撃した。真二も正人もその中にいた。そして、陽子、武市、多くの肉親を残して、大和艦上の戦士たちはその命を沈めていった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
特技監督
中野昭慶
脚本
須崎勝弥
企画協力
児島襄
豊田穣
製作
田中友幸
製作補
高井英幸
撮影
加藤雄大
美術
阿久根巖
音楽
服部克久
主題歌
谷村新司
録音
矢野口文雄
照明
小島真二
編集
黒岩義民
製作担当
森知貴秀
助監督
今村一平
スチール
橋山直己
特技撮影
鶴見孝夫
特技美術
井上泰幸
特技照明
森本正邦
特技スチール
中尾孝
光学撮影
宮西武史
特殊効果
渡辺忠昭
操演
松本光司
特技製作担当
柳沼延之
石膏
安丸信行
特技助監督
浅田英一
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受賞歴

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映画レビュー

1.0映像はよかった

kossyさん
2021年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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共感した! (共感した人 0 件)
kossy

4.0トラック島空襲も盛り込んでほしかった。

しろ子さん
2021年6月3日
スマートフォンから投稿

ミッドウェーのぼろ負けに追い討ちをかけるような、真珠湾の仕返しかとも取れるトラック島奇襲で受けた零戦、空母の大損害、その辺も敗戦の理由として映像に残してほしかった。
アメリカに、本心は挑発したくなかった山本五十六さんの真珠湾攻撃から始まり、ミッドウェー海戦敗退、更にトラック島空襲でとどめを刺された辺りも組み込んでくれてたらなぁ‥。
日本が本当に壊滅的に追い込まれていた描写が少し足りない。当時の民間人もさほど知らされていなかったはず。
守戦のみにならざる得なかったあの辺りで素直に降伏していたら、特別攻撃隊、大和沈没、沖縄激戦、加えて広島、長崎原爆投下は免れていたのでは。
もっと日本の戦法の実は愚かさ極まりないを描写してほしかった。それ言ったらダメか。
伊藤整一は米海軍大将レイモンドと数年前に親交がある。大和を襲来指揮したのはレイモンド。
いずれにしても、この時代に生まれなくて本当によかった。
そのくらい虚しい哀しい映画。とはいえ、戦争映画ではNo.1です。

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しろ子

3.0連合艦隊の生涯

2020年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

真珠湾に始まり、大和で終わる連合艦隊の話で、いろんな海戦の話がコンパクトにまとめられている。
大和のシーンで、突然、オリンピックが思い浮かび、スポーツの巨艦主義の行く末が案じられる。

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いやよセブン

5.0「死んでこい。これはもう命令の限界を超えている」

2020年8月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

第二次世界大戦全体を描いた大作。

須崎勝弥の脚本が光る作品でもある。特に戦争映画を勇ましく描きながら、反戦メッセージも強いものになっており、戦争の“カッコイイ面”と、“残酷な面”の両方を味わえる。

特に沖縄決戦前の丹波哲郎の「勇ましいだけの特攻になんの意味がある」という言葉な、とても刺さる。

戦争を美化しないためにも、みんなに見てもらいたい映画。

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サケビオース
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