日米双方の視点で描かれる“歴史的海戦”!R・エメリッヒ監督「ミッドウェイ」予告完成

2020年7月10日 12:00


新ポスターもお披露目!
新ポスターもお披露目!

[映画.com ニュース] “ハリウッドの破壊王”ローランド・エメリッヒ監督が構想20年をかけて完成させたスペクタクル超大作「ミッドウェイ」の予告編と新ポスタービジュアルが、このほどお披露目された。

未曾有の戦いとなった第二次世界大戦のなかでも、歴史を左右するターニングポイントとなったミッドウェイ海戦。激突したのは、日本とアメリカ。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、その全てが戦場となった。そこにいたのは、両軍ともに、国を愛し、覚悟を持って戦った男たちの姿。司令官たちの緊迫した頭脳戦、パイロットたちの壮絶な空中戦、彼らを船上から迎え撃つ決死の海上戦が映し出されていく。

予告編は、41年12月、日本軍による奇襲ともいえる真珠湾(パールハーバー)攻撃によって、アメリカ海軍が大打撃を受けるシーンからスタート。畳み掛けるように次なる作戦を企てる日本軍に対して、「このままだと我が国は負ける」と窮地に立たされたアメリカ軍は、次に狙われるのが“ミッドウェイ”であることを導き出す。同等の思いと覚悟を持った両軍が、それぞれの戦略を持って挑む歴史的海戦。双方の視点で描かれる“3日間の海戦”は「エメリッヒ監督が恐ろしいまでに歴史のディティールを見つめている」(Time Out誌)と評されるほどだ。

ポスターは、爆炎を上げる航空母艦、飛び交う航空機、降り注ぐ銃爆撃が、戦いの激しさを物語っているだけでなく、「勝者も、敗者も、海に全てを捧げた。」というコピーが、日米両軍の生半可ではない覚悟を感じさせる仕上がり。また、日本の連合艦隊司令長官の山本五十六(豊川悦司)、航空艦隊司令官の山口多聞(浅野忠信)、南雲忠一(國村隼)に加え、アメリカ軍のカリスマパイロットでであるディック・ベスト大尉(エド・スクライン)、日本の情報を解読する情報主任のエドウィン・レイトン少佐(パトリック・ウィルソン)、士気高揚を図る有能な指揮官チェスター・ニミッツ大将(ウッディ・ハレルソン)の姿をとらえている。

ミッドウェイ」は、9月11日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

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