山田ババアに花束を

劇場公開日:1990年12月15日

解説

名門女子校のオールドミス女教師と翔んでる女子高生の中身が入れ替わってしまったことから巻き起こる騒動を描く。脚本は「SEXYダイナマイト マドンナのしずく」の吉本昌弘が執筆。監督はTV出身で本作が映画デビューとなる大井利夫。撮影は「ふ・し・ぎ・なBABY」の杉村博章がそれぞれ担当。

1990年製作/89分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1990年12月15日

あらすじ

清花女学院に通う瑠奈は翔んでるセブンティーンで校内一の遊び人。山田ババアと呼ばれる生活指導教員の正子の目を盗んではボーイフレンドの医大生・真人とデート。が、その現場も山田ババアはバッチリとキャッチしていた。そんなある日、教頭に勧められて初めての見合いにイヤイヤながら出かけた山田ババアは、その相手が15年前の初恋の人・裕二だったのにビックリ!そんな時ひょんなことから彼女は、その場にいた瑠奈と体の中身が入れ替わってしまう。それによって二人の私生活は大混乱。だがそんな中でお互いの知られざる真実が見えてくるのだった。山田ババアは何も知らない真人と自分がキスしたことで瑠奈がひどく動揺したのを見て、表面的には遊びのふりをしながらも実は真剣な愛だと知った。一方、瑠奈は山田ババアの日記帳を盗み読んで、その初恋と哀しい結末を知るのだった。そして瑠奈は、そんな山田ババアを助けてあげようと、校内の教会で裕二との結婚式をあげる。それを見た山田ババアは思わず瑠奈を引っぱたいてしまうが、そんな時、再びひょんなことで二人は元通りの体に戻るのだった。こうして本当の幸福をつかんだ山田ババアは学校を辞めて裕二と共に旅立つ。そして瑠奈は真人と共に、翔んでる学園生活を送るのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第14回 日本アカデミー賞(1991年)

ノミネート

新人俳優賞 高嶋政伸
新人俳優賞 西田ひかる
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映画レビュー

3.5 西田さんにも花束を

2025年10月4日
Androidアプリから投稿

西田ひかるの時代は確かにあった。
好感度みたいな事なら間違いなく史上最高クラス。
山田邦子のような「実はやな奴」的揺り返しもなし。
代名詞的大ヒット作があってもおかしくないのに、歌手としては作品に恵まれなかった。
女優としての代表作は本作(少泣)。
荒唐無稽なストーリーは彼女のキャラクター的可愛らしさにピッタリではある。
是非、リメイクして次は(次も?)先生役を演って欲しい。

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こうた

4.0 矯風会?

2025年9月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

イメージとしては禁欲的な矯風会系のミッション系高校かな。山田邦子は30年経ってもほとんど印象が変わらない。これは凄い。映画的には効果音とかを入れるタイプだけれど、映画的にドベタな歩道間での再会などをしっかりする。主人公友達の仁藤優子さんのショートヘアが刺さる。ラストの嫁入りというか旦那の転勤についていくのも、現代的ではないが映画的オチはちゃんとつく。

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タカシ

3.0 西田ひかる、久しぶりに観た。 いかにもバブル時代の作品という雰囲気...

2025年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

西田ひかる、久しぶりに観た。
いかにもバブル時代の作品という雰囲気がある。
くさいラブコメディという感じだがそこそこおもしろかったと思う。

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省二