正午なり

劇場公開日:

解説

都会の生活に失敗した青年が故郷に帰り、そこで、自分の生活を見出そうとする姿を描く。芥川賞作家、丸山健二の同名の原作を映画化したもので、脚本は漫画家として活躍する福地泡介、監督は黒木和雄の助監督をつとめてきて、この作品がデビューとなる後藤幸一、撮影は「わんぱくパック まなつのよるのゆめ」の西浦清がそれぞれ担当している。

1978年製作/103分/日本
配給:ATG
劇場公開日:1978年12月30日

ストーリー

都会生活、おおぜいの人の中での生活をうまく営めなかった忠夫が、故郷信濃大町に帰ると、母は温く迎えてくれたが、父の態度は冷たかった。百姓仕事は父母で充分なのだ。どうにか電気店に勤めた忠夫は、幼なじみの哲治に出会い、連れて行かれたバーで、ホステスのあけみを紹介されるが、忠夫には、女はわずらわしかった。今の忠夫には、山岳、渓流、イヌワシや雷鳥だけが心を優しくしてくれる。夏祭りの夜、哲治が村を出るので金を貸して欲しいと、忠夫を訪ねた。いったんは承知した忠夫だが、哲治がホステスのいづみと一緒と知って反対するのだが、結局二人は都会に向かった。女をわずらわしいと思う忠夫も、若い血はおさえ難く、牧場で働くレイコの部屋に入り、女の匂いの残る布団を抱き、興奮を覚えることもあった。いづみに逃げられて帰ってきた哲治が、彼女のいたバーに行くと、そこには、あけみとヤクザがおり、哲治はヤクザに手ひどく殴られてしまう。止めに入った忠夫も殴られるが、その無鉄砲な姿にかつての自分を想い出したその男は、二人をあけみの部屋に寝かせ姿を消すのであった。忠夫と哲治の間の友情は深まり、忠夫は、酒でも飲みながら、このまま世界が続けばいいと思った。ところが、哲治は見合をして結婚を決めてしまい、それが引き金となって友情にヒビが入り、そして毀れた。居場所を失った忠夫は再び村を出る決意をする。村を発とうとする朝、忠夫がバスを待っていると、村へ通じる道をレイコが歩いている。忠夫はその後を追う。そして白樺林へ。やがて正午になろうとしている。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0映像がいい

2024年7月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

ATG作品ということで見ました。

撮影と編集がいいです。
田舎でくすぶる男たちの映画はいくらでもありますが、演出がうまいと新鮮に見ることができます。
ラストの緊迫感、終わり方もみごとだと思いました。

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言伝

2.0楽しめない若者

2022年10月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

萌える

興味の湧かない主人公とその友人、無駄にオフロードバイクと濡れ場のシーンが頻繁に、わかりやすい友人に対して東京で挫折した理由や悶々としている感情など理解し難い主人公にイライラしながらも衝撃的で変態的なラストは常軌を逸している。

物語と絡まない原田芳雄とかき氷売りの欽ちゃん。

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万年 東一

3.0冒頭では忠夫が逮捕されるシーン。この時点でどんな映画なのかわかってしまう

2020年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy