真夏のビタミン

劇場公開日:

解説

熱風吹き荒れる高校女子水泳部の元気なヒロインの活躍ぶりをコミカルに描く青春ドラマ。「下駄とジャズ」「「フィリップ君。」」など若手作家に映画製作の場を与えるユニークな映画祭として知られる伊丹映画祭実行委員会の、93年度企画・製作作品で、関西を拠点に自主映画を撮り続けている三原光尋が監督。ヒロインの水谷純子以下、関西で活躍中の人気俳優陣が出演。16ミリ。

1993年製作/46分/日本
配給:伊丹映画祭実行委員会
劇場公開日:1994年7月23日

ストーリー

高校の女子水泳部員・楠ちなつは連日の部活に一途な情熱を傾ける元気な女の子。秋の大会を目前にして、ちなつをライバル視するお嬢様・永峰真央子と1つ残った出場選手の枠を巡り、負けた方が坊主になるという賭けもして一騎打ちすることになった。元オリンピック選手をコーチにエリート・トレーニングを重ねる真央子に負けじと、八百屋の父親や姉・ちひろの応援を受けたちなつは、いつも寝転がってばかりいたが実は名コーチらしい(?)顧問の西山の特訓の成果もあってタイムを縮め、いよいよ試合当日。僅かの差で敗れたかに見えたが、ちなつのおっかけのカメラ学生が撮った写真には、しっかり彼女の勝利が写っていた。

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