惚れたらあかん 代紋の掟
劇場公開日:1999年8月21日
解説
武闘派ヤクザの組長と、堅気の女子大生の禁じられた恋の行方を描いたアクション・ドラマ。監督は「借王6」の和泉聖治。家田荘子による同名小説を、「ドンを撃った男」の友松直之が脚色。撮影を「借王6」の鈴木耕一が担当している。主演は、「ドンを撃った男」の的場浩司と「生きない」の大河内奈々子。スーパー16ミリからのブローアップ。
1999年製作/97分/日本
配給:アートポート
劇場公開日:1999年8月21日
ストーリー
大阪を拠点とする一大勢力・北西会の会長の司令の下、東京に進出し赤坂に事務所を構えた役座組組長・役座一路。彼は、対立する関東連合会飯倉組との抗争の中、ひょんなことから知り合った堅気の女子大生・真夏に一目惚れしてしまう。初めは美知という極妻のいる一路の一方的なアプローチに戸惑う真夏であったが、彼女も次第に彼の男気に惚れ恋心を抱くようになる。しかし、所詮ふたりは住む世界が違った。抗争が激化するにしたがって真夏の身にも危険が迫ることを危惧した一路は、彼女との別れを決意すると、北西会と関東連合会のトップの手打ちによって下された抗争中止命令に納得がいかない子分らと共に、抗争で失った者への無念を晴らすべく飯倉との最後の激闘に身を投じていくのであった。それから数日後、飯倉殺害の一件で警察に別件逮捕された一路面会するため、ふたりの女が刑務所を訪れていた。ひとりは一路の妻・美知、そしてもうひとりは----一路への想いを捨てきれない真夏であった。