ぼくらの七日間戦争2

劇場公開日:

解説

管理化された学校や社会に反発する少年たちの姿を描く青春映画第2弾。宗田理原作『ぼくらの秘密探検隊』の映画化で、脚本・監督は本作がデビューとなる米UCLA出身の山崎博子。共同脚本は稲葉一広。撮影は「さよなら、こんにちわ」の鈴木耕一がそれぞれ担当。

1991年製作/日本
配給:松竹
劇場公開日:1991年7月6日

ストーリー

東京・青葉中学、2年A組。待ちに待った夏休み前の期末試験、そんな真っ最中に遅刻常習犯の天野をかばったがために担任の八代からキツイ処罰を言い渡されてしまったひとみ、菊地、久美子、安永、日比野、中尾の6人は、東京脱出を企てて親にも学校にも内緒で沖縄行きを決行してしまう。船の中で知り合った帰国子女・マリコを加え、沖縄にいるひとみの幼なじみ高良を訪ねる一行は、沖縄に先回りしていた八代と生活指導の野沢をまいて高良と合流。高良は建設会社社長の父・隆造が持っている無人島に彼らを連れて行くが、隆造は東京の開発会社と提携して、この無人島を大リゾート地域にする計画を進行していた。それを知った高良は隆造の会社に忍び込んで開発関係の書類を盗み出し、一方、島では菊地たちが木の枝からロープをつるし、ジャングルのあちこちにワナを仕掛けていた。そしてついに大人たちを相手に奇想天外なゲリラ戦が始まる。菊地たちはジャングルに作ったワナで大人たちを次々とハメていき、高良の自然を愛する気持ちを察知した隆造は島の開発計画を中止する。そして菊地ら7人衆は再び教師たちをまいてアドバルーンで沖縄脱出をはかるのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

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映画レビュー

2.0酷い

2024年4月19日
PCから投稿

中学生が大人たちに反抗するという内容自体は良いのですが
大人に暴力を振るうことだけが自然を大事にすることではないと思います。

大人の絵描き方が幼稚すぎます。「大人は自分の利益のためだけに自然を破壊する=だから大人に暴力を振るってもいいんだ」という内容では作品の質は落ちます。

前作にも言えるのですが内容の絵描き方によっては大傑作にもなりえたはずです。
そのためにはしっかりと大人を描き、それに対して子供がしっかりと大人の考えを受け、子供が大人に成長するという内容にしなければなりません。

最後、感動的な音楽が流れいい話風に終わるのですが、これは良くありません。
冷静に考えるとぜんぜんいい話になっていません。

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みる

2.0微笑ましい程の稚拙さ

2021年10月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

二匹目のドジョウはいなかった様です。

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tuna
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