北斗の拳(1995)
劇場公開日:1995年4月22日
解説
正義と平和と最愛の人を救うために立ち上がったマーシャル・アーツの達人の戦いを、特殊メイクアップを駆使して描いたアクション。原作は「おまえは、もう死んでいる」という流行語も生み出し、今や世界各国でベストセラーとなっている武論尊と原哲夫の同名人気コミック。監督は「ヘルレイザー2」のトニー・ランデル。撮影は「ヒドゥン」のジャック・ヘイキン。主役・ケンシロウには「サイボーグ・キラー」のゲイリー・ダニエルズ。その敵役・シンには「モブスターズ/青春の群像」のコスタス・マンデラが扮しており、日本からは「わが愛の譜 滝廉太郎物語」の鷲尾いさ子が出演している。今やすっかりおなじみとなった東映ビデオとハリウッドの提携作品。
1995年製作/92分/日本・アメリカ合作
原題または英題:Fist of the North Star
配給:東映ビデオ
劇場公開日:1995年4月22日
ストーリー
南斗聖拳の達人・シンによって、父にして北斗神拳のマスターであるリュウケンを殺されたばかりか、最愛の人・ユリアを攫われてしまったケンシロウは、一人絶望の荒野をさまよっていた。同じ頃、シンが統治するサザンクロスの町から派遣されたクロスマンと呼ばれる軍隊が、パラダイスバレーの人々を苦しめていた。住民が守る汚染されていない水をめぐって、殺戮を繰り返すクロスマン。今や住民の怒りは頂点に達していた。だが、殆ど武器を持たないパラダイスバレーの人々にとって、彼らに対抗する術は無いにも等しかった。ところが、そんなパラダイスバレーに住む少年・バットと盲目の少女・リンの前に、ケンシロウが現れる。ケンシロウはリュウケンに習ったという技でリンの目を治した。ケンシロウの力に驚いたリンは、彼こそがパラダイスバレーを救ってくれる最後の希望であると確信するのであった。リンの頼みでケンシロウをつけることになったバットは、やがて彼が北斗神拳の伝承者として自覚していくのを目の当たりにする。バットとともにパラダイスバレーに赴いたケンシロウは、そこでクロスマンたちとのバトルを繰り広げ、住民たちを救うことに成功する。だが、リンを助けようとしたバットがジャッカルによって殺されてしまった。復讐の怒りに燃えるケンシロウは、リンの体を借りたリュウケンのメッセージを受け、北と南の調和を取り戻すために、シンの待ちうけるサザンクロスの町へと踏み込んで行くのであった。北斗神拳と南斗聖拳の壮絶な戦いは、北斗神拳のケンシロウに軍配が上がる。そして、彼はユリアとの再会も果たし、平和な世界再建への思いを熱くするのであった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- トニー・ランデル
- 脚色
- ピーター・アトキンス
- トニー・ランデル
- 原作
- 武論尊
- 原哲夫
- 製作総指揮
- 一瀬隆重
- ゼイン・W・レビット
- 企画
- 黒澤満
- 製作
- 渡邊亮徳
- プロデューサー
- マーク・イェリン
- 小峰昭弘
- 撮影
- ジャック・ヘイキン
- 美術
- クラーク・ハンター
- 音楽
- クリストファー・L・ストーン
- サウンド・デザイナー
- グレン・オーチネイチー
- 照明
- ロバート・マイケル・ストリンガー
- 編集
- ソニー・バスキン
- 衣裳デザイン
- メリー・ローソン
- 助監督
- ジェラルド・ディナルディ
- スクリプター
- デイヴィッド・ロクロー
- レキシー・カリスティ
- スチール
- カッサ