「ひき逃げ」を配信している動画配信サービス(VOD)
「ひき逃げ」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「ひき逃げ」を楽しむ方法をまとめて紹介します!
「ひき逃げ」の配信サービス一覧
配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
---|---|---|---|
| レンタル | ¥330 | 今すぐ見る |
「ひき逃げ」の配信サービス詳細
おすすめポイント
Prime Videoで幅広い種類の映画、TV番組、ライブTV、スポーツを今すぐ視聴。いつでも、どのデバイスでも、高品質なコンテンツをストリーミング再生。
配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
30日間
月額料金
月額プラン600円(税込)/年間プラン5,900円(税込)※広告フリー月額390円
ダウンロード可否
可能
複数端末同時視聴
可能
※会員特典対象動画を同時に3本までストリーミング再生可能/同じ動画は一度に2台までの端末でストリーミング再生可能
特典
(ポイント付与等)
Prime会員となり、無料のお急ぎ便で購入したり、100万曲以上の音楽が揃っているPrime Musicへのアクセス、容量無制限のAmazon Photosも利用できる
支払い方法
クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners)、携帯決済(docomo/au/SoftBank)、あと払い (ペイディ)、PayPay(ペイペイ)、Amazonギフトカード、パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)
映画作品数
20,300本以上
ドラマ作品数
3,200本以上
アニメ作品数
1,200本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介

解説
「六條ゆきやま紬」の松山善三のオリジナル・シナリオを、「女の中にいる他人」の成瀬巳喜男が監督した社会ドラマ。撮影は「エレキの若大将」の西垣六郎。
あらすじ
戦争直後、売春婦をしていた伴内国子は、心ある男に救われ結婚したが、今では夫を亡くし五歳になる一人息子武をたよりに、横浜の中華料理店で女中奉公に励んでいた。ところが、ある日武は、山野モーターズ重役柿沼久七郎の妻絹子が運転する自動車にひき殺された。絹子は彼女の若い愛人との情事の帰りであった。おりしも山野モーターズでは、会社の命運をかける新車売り出しの直前であった。当然、今、久七郎の妻絹子が自分の会社の車で事故を起したとなれば、新車売り出しの障害になるばかりか、久七郎自身の地位も危くなる。久七郎は妻のひき逃げをひたかくしにかくす一方、自分のおかかえ運転手菅井をまるめこみ、自首させた。事件は一応国子の弟弘二のはからいで示談にもちこまれ、落着した。むろん、こんなことで国子の心は晴れるはずもなかったが……。そんなある日、国子は、事故の現場で知りあった掃除婦の久子と再会し、その時事故を目撃していたという彼女から、ひき逃げした車の運転手が、女であったことを聞きだした。さっそく国子は久子を連れて再び警察をおとずれた。が、一度カタのついた事件を警察は再びとりあげようとはしなかった。こうして国子の悲しみは怒りに変っていった。意を決した国子は家政婦として柿沼家へのりこんだ。目的は、絹子がひき逃げした確証をつかみ、絹子の子供健一を事故死させ、自分が味わった悲しみを絹子にも味わせることだ。だが、確証はにぎったものの、国子の母性は、今ではすっかり、彼女になついた健一を殺すことはできなくなっていた。とはいうものの絹子を許すことはできない、ある夜、国子は、殺意を胸に絹子の部屋に忍びこんだ。が、意外にも、すでに絹子は、健一と共に紅に染まって死んでいた。罪悪感に悩まされたあげくの自殺であった。しかし、警察では、国子の行動に不審を持ち、拘留した。やがて、絹子の遺書が発見され、国子は釈放された。いきどころのない怒りと悲しみに、今は半狂乱となった国子は、地獄絵図を思わせる交通ラッシュの中に、むかえに出た弘二に抱きかかえられるようにして出ていくのだった。
レビュー

いたりきたりさん
投稿日:2025-03-13
松山善三脚本では2作目(井出敏郎との共同脚本も含めると6作目)となる成瀬巳喜男監督作。折にふれ画面のトーンを変えて挟まれる回想や妄想(!)シーン、攻めた映像表現など成瀬作品としてはかなりの異色作。松山の脚本が映画のタッチに影響を与えたのかどうか。それでも皮肉な幕切れまで面白く見せ切る監督の力量はさすが。
格差社会を下敷きに、女手一つで幼子を育てる母親、ヤクザなその弟と対比させるように、会社重役の夫、不倫中の美しき人妻、ほったらかしの幼児、ベテラン家政婦、お抱え運転手が配される。これを観てだれもが同じことを連想するようだが、いかにも『パラサイト 半地下の家族』のボン・ジュノ監督が撮りそうな話だ。
酔った勢いで「まつのき小唄」を歌い暴れるデコちゃんのデフォルメ演技は、同じく成瀬監督の『放浪記』(1962)の女給姿を彷彿とさせるのだが、本作の内容と照らしてさすがに浮いてみえないかと危惧する一方、こんなところがポン・ジュノ味(?)を一層強めているんだよね、とも。
そのほか、猛スピードでテスト走行するオートバイを捉えたシーンなどは、ダグラス・サーク監督作『心のともしび』(1954)の高速ボートの暴走を思い出させたりもする。ちなみに、これまた多くの人がずっと指摘していることだが、サークや成瀬はどんな変化球でもきっちり打ち返して出塁してみせるところがとにかくスゴイ。
それにしてもあの交通量の凄まじさ、信号機のない横断歩道のコワさといったら。
格差社会を下敷きに、女手一つで幼子を育てる母親、ヤクザなその弟と対比させるように、会社重役の夫、不倫中の美しき人妻、ほったらかしの幼児、ベテラン家政婦、お抱え運転手が配される。これを観てだれもが同じことを連想するようだが、いかにも『パラサイト 半地下の家族』のボン・ジュノ監督が撮りそうな話だ。
酔った勢いで「まつのき小唄」を歌い暴れるデコちゃんのデフォルメ演技は、同じく成瀬監督の『放浪記』(1962)の女給姿を彷彿とさせるのだが、本作の内容と照らしてさすがに浮いてみえないかと危惧する一方、こんなところがポン・ジュノ味(?)を一層強めているんだよね、とも。
そのほか、猛スピードでテスト走行するオートバイを捉えたシーンなどは、ダグラス・サーク監督作『心のともしび』(1954)の高速ボートの暴走を思い出させたりもする。ちなみに、これまた多くの人がずっと指摘していることだが、サークや成瀬はどんな変化球でもきっちり打ち返して出塁してみせるところがとにかくスゴイ。
それにしてもあの交通量の凄まじさ、信号機のない横断歩道のコワさといったら。
鑑賞日:2025年3月9日 映画館で鑑賞
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