浮雲

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解説

名匠・成瀬巳喜男が林芙美子の同名小説を映画化し、日本映画を代表する1作として語り継がれる名作メロドラマ。戦後の荒廃した日本を舞台に、腐れ縁の男女の愛の顛末を描く。戦時下の昭和18年。タイピストとしてインドシナへ渡った幸田ゆき子は、技師の富岡兼吾と出会う。富岡には日本に残してきた妻がいたが、2人は恋に落ちる。終戦後、富岡はゆき子に妻との離婚を約束して日本へ戻る。しかし遅れて帰国したゆき子が東京の富岡の家を訪ねると、富岡はいまだに妻と暮らしていた。そんな富岡に失望したゆき子は別れを決意するが、結局離れることはできず、2人は不倫の関係をずるずると続けていく。ヒロイン・ゆき子を高峰秀子、相手役の富岡を森雅之がそれぞれ好演。

1955年製作/124分/日本
配給:東宝

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映画評論

映画レビュー

3.0むしろ憎しみ合っているかの男女。

2021年2月1日
iPhoneアプリから投稿

近頃の恋愛映画もどきに幻滅して30年振りの再見。
愛し合うどころか憎しみあっているかの男女。
しかし離れはせず、世間との断絶を選び、もがく程に泥沼に堕ちる男女。
恋愛は悲劇だとする切実。
今の時代も実際そうなのではないのか。
ほっこりしてイイね、な恋愛映画なんて。

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きねまっきい

4.0時代の流れに取り残された男女の姿

2021年1月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

新年一発目は特別なので、景気良く成瀬映画の最高傑作と名高い「浮雲」をチョイス。しかし予想だにしない底無しの暗さ...!「めし」や「稲妻」もやや暗めの内容ではあったが、それらとは比にならない位の圧倒的な暗さ...。新年早々重たいボディブローを心に食らった感じがした...笑 そんな終始重たい空気の中を、ややブラックなユーモアも挟みつつ、進んで行く本作。物語の始まりは終戦直後。戦時中にベトナムの勤務地で偶発的に芽生えた独身女性と既婚男性の刹那的恋愛の行方。その刹那的恋愛は戦時〜戦後、ベトナム〜日本を駆け抜け、壮絶な大恋愛(女性側から見れば)もしくは大不倫(男性側から見れば)へと発展。戦前〜戦時〜戦後と、時代の無情な激変に振り回され、時代の激流の中に溺れていくふたり。時代とは裏腹に変化を拒絶し、時代の流れに取り残され、堕落していく男女の様子。そんな似た者同士ふたりの運命が転がっていこうとしているのはもちろん天国ではなくて地獄。正に地獄の淵でダンスをしているかの様。ラストに映し出される多くの成瀬映画の原作者である林芙美子氏の短詩が本作の全てを語っている。「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき。」。元旦の夢心地から早々にブッ飛ばされた。

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バンデラス

2.5BGMが全然だめ

KONさん
2020年7月6日
iPhoneアプリから投稿

過去名作と言われた映画も時代と共に古びれない映画と古く感じる映画があるとしたら後者。

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KON

3.5この映画を深く味わうにはおれの人生経験は乏し過ぎた。

2019年11月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

この映画を深く味わうにはおれの人生経験は乏し過ぎた。

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Mr. Planty
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