アメリカの友人

劇場公開日:

解説

ドイツの名匠ビム・ベンダースが、アメリカの作家パトリシア・ハイスミスによる小説「トム・リプリー」シリーズの第3作「アメリカの友人」を原作に描いたクライムサスペンス。贋作を売りさばいているアメリカ人の画商リプリーは、オークション会場で額縁職人のヨナタンと出会う。ヨナタンが病で余命わずかだと知ったリプリーは、彼に一度きりの殺人の仕事を紹介する。ヨナタンは多額の報酬を妻子に残すため殺人を引き受けるが……。主人公リプリーを「イージー★ライダー」のデニス・ホッパー、額縁職人ヨナタンを「ベルリン・天使の詩」のブルーノ・ガンツが演じ、ニコラス・レイ、サミュエル・フラーらベンダース監督が敬愛する映画監督たちも出演した。

1977年製作/126分/G/西ドイツ・フランス合作
原題または英題:Der amerikanische Freund
配給:東北新社
劇場公開日:2021年11月5日

その他の公開日:1987年6月27日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)Wim Wenders Stiftung 2014

映画レビュー

2.5わからん

2024年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2024年4月29日 映画 #アメリカの友人 (1977年)鑑賞 白血病で死が不安なハンブルグの額縁職人 完全犯罪を進めるトム・リプレー 死んだ画家の贋作を書いている画家 わざわざ素人に殺しを頼まなくてもいいだろうし、あんなにカメラに写ってたら直ぐに警察に捕まると思うし、何で最後に死ぬのかわからん

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とし

3.5【ヴィム・ヴェンダース監督が迷走するなか、世に出した逸品。】

2024年1月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■贋作を売りさばいているアメリカ人の画商、トム・リプリー。(デニス・ホッパー)  いかがわしい仲間から殺人を頼まれたトムは、白血病を患う額縁職人のヨナタン(ブルーノ・ガンツ)を紹介する。  余命いくばくもないヨナタンは、家族に巨額の報奨金を残そうと、殺人を引き受けてしまう。 ◆感想 ・今作は、ヴィム・ヴェンダース監督が迷走する中、当時脚光を浴びたていた、パトシア・ハイスミスの原作に可なり忠実に描かれた作品である。 <だが、今作を観ると、ヴィム・ヴェンダース監督のオリジナリティは余り感じられない作品である。  但し、今作後のヴィム・ヴェンダース監督の作品は、刮目すべき作品が多い。  映画監督の熟成していく過程を考えると貴重な作品であると思う。>

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NOBU

5.0彷徨う

2023年12月12日
PCから投稿

ヴェンダース映画の中でも演出が特異な作品で、最も好きな映画。舞台出身のガンツの的確な芝居と破天荒なデニスホッパーの芝居が交差し、共鳴し、やがて互いの芝居が影響しあった最高の瞬間を作り出している。ヴェンダースはその化学変化に身を任せながら映画と戯れている様に感じ、奇妙な幸福感すら感じさせる。役者という存在の意義を痛感する作品だと思う。そして、何より強烈なのはニコラス・レイの姿。人間としての存在感の凄まじさに圧倒される。単純にかっこいい、とても単純に。オープニングだけで傑作だと思います。

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kurose

3.0ヴィム・ヴェンダース / レトロスペクティブ

2021年12月21日
iPhoneアプリから投稿

ひとりBunkamura 11夜連続 この『アメリカの友人』は娘がDVDで持ってる、と言うので 無料トライアル配信で急いで見なくても暇な時でいいやと後回しにしてたけど Bunkamuraのチラシにもなってるので一番観なくちゃいけないやつなんでしょう… うむ、これを観て一旦ヴィムヴェンダースは終了 血液の癌に侵され余命宣告された額縁職人で修復画家のヨナタン 家族にお金を残したいと危険な仕事に手を染める そして手を貸し相方となるアメリカの友人リプリーとのアクション、アクション映画とは言い難いポンコツアクションw こんな商業映画も撮るんだな、けど一味違うな、というやつ

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mamagamasako