劇場公開日:2024年9月27日
解説
鬼才・鈴木清順監督が日活時代の1966年にメガホンをとり、デビュー2年目の渡哲也を主演に迎えて撮りあげた異色のヤクザ映画。
「不死鳥の哲」こと本堂哲也は、ヤクザから足を洗って恋人の歌手・千春と結婚することを決意する。敵対する大塚組に襲われても決してやり返さずにいたが、哲のボス・倉田と大塚の抗争は次第に激化し、大塚が雇った殺し屋「マムシの辰」が執拗に哲を追い回す。争いを避けて日本各地を転々とする哲だったが、行く先々でトラブルに巻き込まれてしまう。やがて恋人・千春の身に危険が及んだことから、ついに怒りを爆発させた哲はネオン輝く東京の夜へと舞い戻る。
恋人・千春を松原智恵子が演じ、二谷英明、川地民夫が共演。「清順美学」と呼ばれる斬新な映像美で日本のみならず海外からの評価も高く、デイミアン・チャゼル監督が「ラ・ラ・ランド」で本作にオマージュを捧げたことでも知られる。2024年には4Kデジタル復元版が公開。
1966年製作/82分/日本
配給:日活
劇場公開日:2024年9月27日
その他の公開日:1966年4月10日(日本初公開)
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