谷岡ヤスジのメッタメタ ガキ道講座

劇場公開日:

解説

『少年マガジン』に昨年の4月から連載されている谷岡ヤスジの同名漫画の映画化。主人公のガキ夫には一般募集で選出された松原和仁が扮する。脚本は「女子学園 おとなの遊び」の山崎巌と「新・ハレンチ学園」の鴨井達比古。監督は「女子学園 悪い遊び」の江崎実生。撮影は「暴力団・乗り込み」の岩佐一泉がそれぞれ担当。

1971年製作/84分/日本
配給:ダイニチ映配
劇場公開日:1971年3月20日

ストーリー

日の丸の旗を立てたムジ鳥の「全国的にアサー!」叫び声とともにオラ山家の朝がはじまる。ところが、朝も早くからモノ凄い夫婦ゲンカ、亭主のダメ次が満足させてくれないので、女房のメタ子がセールスマンから買ったダッチボーイを相手に興奮していたのが原因。このケンカを隣りの子供部屋から覗き見していた、長男のガキ夫は弟のキン太に「男と生まれたからにゃ、でっかくないとああして女房にまで馬鹿にされるのだ」と自信あり気にニヤリ。学校帰りのガキ夫、雑木林の外れで立小便していたのを、クラスメイトのアサ子達に見られ、真っ赤になって一目散。自信を持ってただけにこの事件は大ショック。ボロボロと落ちる涙をぬぐったガキ夫はこの汚名を挽回しようと決心した。ムジ鳥がくしゃみをしながら「ヨルーッ!」と叫ぶ。その夜、アサ子の家に向ったガキ夫は、アサ子の家に侵入、止めるアサ子の母親を蹴飛ばして、勉強部屋へ飛び込むと、アサ子を夜の公園へ引っぱり出した。その男らしさに、アサ子はすっかりシビれ、林の中で抱き合っているところへ、運悪く見廻りにやってきた警官の邪魔でパーになってしまった。その夜、ダメ次が駅前のバ一「かんこ鳥」で飲んでいるという情報をキャッチしたガキ夫は「自分ばっかりいい思いをしやがって」とバーに駈け込み、ダメ次とビールを飲みくらべ、ホステスヘソ子を取り合うことになった。ダメ次は、鼻や耳からビールをふき出してついにダウン。まんまとへソ子を手に入れた。こうして、大人に対するガキ夫のレジスタンスはエスカレートしていった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

2.0見た

2024年8月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

今は絶対に作れない映画だけど、もう作らなくていい映画だと思う。見終えるのがしんどかった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ouosou