青春とはなんだ
劇場公開日:1965年7月14日
解説
「夜明けのうた」の山田信夫と「城取り」の舛田利雄が共同でシナリオを執筆、舛田利雄が監督した青春もの。撮影もコンビの横山実。
1965年製作/101分/日本
配給:日活
劇場公開日:1965年7月14日
ストーリー
米国留学十年の野々村健介は、英語教師として田舎の高校に赴任した。そこには不良高校生のグループが、激しく対立していた。南日高校の教壇に立った健介は、生きた英語を教えるため、青空のもとで恋愛談議に花を咲かせた。そんな健介の方針に進学組の保夫たちは、非難の声を浴びせた。そんな頃、学校では橘、久保、寺田、吉野の不良グループが、乱闘のさい相手方の旭高校の生徒から時計を奪い、警察沙汰となり、橘が取ったということで、警察に連行された。健介は、うっせきした青春のエネルギーが、不健康に渦まく現状に、暗い気持だった。一方教員の間でも、教頭の勝又派と山角派が強く対立していた。やがて、橘の処分は、退校と決まった。この発表は生徒の間で問題となり、討議を起した。健介は、そんな彼らに運動の喜びを教えるため、自らラグビー部のコーチとなって、久保や寺田を誘った。素直さを取り戻した久保や寺田は、健介に本当に時計を盗んだのはPTA会長の息子の友田だと告げた。橘はヒロイズムから、罪を買って出たという。ある日勝又が監督する野球部がグランドを占領した。デカイツラをする野球部に怒ったラグビー部に、健介は、怒りはギリギリの線までがまんするよう教えた。その頃学校では、男女生徒が二派に別れて橘退校反対署名運動と、貧しいために長期欠席を続ける初子へのカンパ運動を始めていた。初子への資金は集った。だが橘無罪の証明は困難であった。だが久保と寺田が旭高校の番長に渡りをつけ、時計を盗られた佐原を首実験につれ出した。自責の念にかられた友田は、罪を自白した。そして、これを機に学校の黒い霧も晴れ、明るい青春がよみがえった。
スタッフ・キャスト
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野々村健介石原裕次郎
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杉浦圭子十朱幸代
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山角先生高城淳一
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勝又教頭須賀不二男
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高松保夫太田博之
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橘公夫根岸一正
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久保吉田毅
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寺田中村上治
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吉野佐久間三雄
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島村伊藤純一
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友田松島武
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土井渡辺敏和
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香月町子填杏子
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樋口育子西尾三枝子
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宮内校長浜村純
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友田PTA会長浜田寅彦
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金高組社長深江章喜
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金高組佐原岩上美紀
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高松の父浜田寅彦
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橘の母三崎千恵子
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寺田の父桂小金治
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木塚の父河上信夫
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山吉老人殿山泰司
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植源高品格
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警察署長天草四郎
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松岡先生新井麗子
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上原先生宮原徳平
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とんぼ紀原土耕
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男教員A河瀬正敏
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男教員B野村隆
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男教員C玉井謙介
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女教員A重盛輝江
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野球部主将沢井昭夫
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香月の女将堺美紀子
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お文さん和田美登里
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警官黒田剛
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金高組片岡木島一郎
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金高組山下岩手征四郎
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金高組常木赤司健介