スーパー・ジャイアンツ 宇宙艇と人工衛星の激突
劇場公開日:1958年1月3日
解説
「スーパー・ジャイアンツ 人工衛星と人類の破滅」につづく“スーパー・ジャイアンツ”の第六作。製作スタッフは前作と同じ、配役も主演もそのまま、助演陣に若干の追加と変更があるのみで殆ど変らない。
1958年製作/39分/日本
原題または英題:Super Giant Against the Satellites
劇場公開日:1958年1月3日
ストーリー
秘密国家“黒い衛星”の団員と恐るべき原爆ロケットを満載した宇宙艇を追跡するスーパー・ジャイアンツは、見事、大火星の断崖上を走破した。これにあわてた宇宙艇では、思想改造器にかけられて頭の自由を失った山中博士に命じてロケット弾を発射させ、命中させた。ジャイアンツを打倒、歓喜する団員を乗せた宇宙艇は、やがて発着所に到着した。宇宙艇と博士を配下に収めた“黒い衛星”は、今度は全地球の領土を要求するという電波を地球に発信した。全世界はその対策に心をくだき、国際連合が巨大な人工衛星を打ち上げ、“黒い衛星”の人工衛星を粉砕する事を決議した。これをいち早くキャッチした“黒い衛星”では、原爆ロケット砲を地球に向って続々発射しはじめた。地球を滅亡から救うにはロケット発射装置を破壊する他はないと、かおる、浅見は女子団員に変装、その破壊に成功したが、程なく発見され、博士ともども死刑の宣告を受けた。博士達の生命が風前の灯になろうとした時、消滅したと思われたスーパー・ジャイアンツが姿を現わし、激闘の末、博士達を救い出した。そして大人工衛星の心臓部を破壊しなければ禍根を残す恐れがあると、ジャイアンツは宇宙艇による体当りを敢行、これを破壊し、宇宙と人類に平和の戻ったのを見届けて、宇宙の故郷に飛翔して行った。