団鬼六 薔薇地獄

劇場公開日:

解説

モデルにしてやると甘い言葉で女子大生を誘い、暴力で緊縛写真を撮って脅す三流カメラマンを描く。団鬼六の原作の映画化で、脚本は「ズームイン 暴行団地」の桂千穂、監督は「泣く女」の西村昭五郎、撮影は「妻たちの性体験 夫の眼の前で、今…」の森勝がそれぞれ担当。

1980年製作/65分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1980年12月5日

ストーリー

人気歌手、田川景子は売れっ子写真家、吉田の熱い視線を感じながらスタジオで録音中だ。その頃、三流写真家の沢村と助手の木原はカーステレオで景子の歌を聞いていた。二人は結婚式場から出てきた女子大生の志津子に声をかけた。志津子が、木原の安アパートの異様な雰囲気に気づいたときは、もう遅かった。木原は志津子に一撃を加え、失神させると、帯をとき始めた。強引な木原のやり方に、沢村は踵を返しかけたが、襦袢だけになった志津子の姿に欲情してしまう。警察には訴えやしないと言う木原の言葉に、沢村は安心し、志津子の股間の茂みに顔をうずめた。意識を戻し、羞恥にのたうつ彼女のアヌスや花芯をいじくりまわす木原。責めはエスカレート、浣腸器にウィスキーを注入すると秘部にインサートする。数日後、沢村のところに、妻のナオミから警察が捜していると電話が入り、二人はヤケとなった。その時、テレビのニュースで景子と吉田の結婚を報じていた。吉田は、かつて沢村の一番弟子だった。嫉妬した沢村はウエディングドレス姿の景子を言葉巧みに誘い、山荘に連れ出した。山荘で、全裸にされ、羞恥と恐怖に震憾する成熟した景子の肉体は責めたてられる。屋根裏部屋に放置された景子は、沢村を以前より慕っていた胸の内を告げた。沢村も景子の訴えるような眼に心動かされた。そこへ、景子と沢村の仲を疑っていたナオミが出刃包丁を持ってやってきた。ナオミは木原に命じて、景子を大の字に縛って犯させた。さらに、ナオミは景子の股間に出刃を振り降ろそうとした。そこへ、沢村がナオミを突き飛ばした。ナオミは柱に頭を打って絶命する。そのショックで、景子に密着した木原の一物がはなれなくなる。沢村はその一物を切断して二人の体を離すと、景子を抱きしめた。二人は陶酔と悦楽の中へ。しかし、警察の追跡はすぐ間近にせまっていた。

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