サラリーマン専科

劇場公開日:1995年12月23日

解説

平凡なサラリーマンの男が、同居する自由人の弟のために波乱に富んだ体験をさせられる様を描いたコメディ。監督は「時の輝き」の朝原雄三。原作は 『週刊現代』に連載中の東海林さだおの同名漫画で、これを山田洋次、朝原雄三、梶浦政男が共同脚色している。主演は「哭きの竜」の三宅裕司。

1995年製作/93分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1995年12月23日

あらすじ

石橋万作は、日向化学工業総務部庶務課長をつとめる平凡なサラリーマン。念願の一戸建てを購入した彼は、妻のふみ子と二人の子供、そしてフリーのチェロ奏者をしている弟の淳司を養っている。ある日、淳司の可愛がっていた犬・タロウが事故で死んでしまう。異常なくらい犬好きな淳司はひどく落ち込むばかりか、坊主を呼んでお経をあげてもらう始末。両親が亡くなって以来、淳司の面倒をみつづけてきた万作は、いい年をして子供じみたことをする弟の姿に嘆き、彼に厳しく接することを決意する。そんな矢先、淳司が一匹の迷い犬を連れて帰って来た。もう犬は飼わないと怒鳴る万作に、淳司は翌日飼い主に返す約束をするが、なんとその飼い主は万作の会社の社長・日向興三郎だった。そんなことに気づかない淳司は、犬の躾の仕方も知らない日向とその夫人に飼い方をレクチャーし、昼飯も御馳走になって帰って来るのであった。それを聞いた万作は、日向の名刺を貰っておきながら、それが自分の兄が勤める会社の社長だと気づかない淳司を、せっかく社長とお近づきなれるチャンスだったのにと責める。サラリーマンでない淳司には、それがどれほど大切なことだったのか理解出来なかった。それから数週間後、万作は突然社長から呼び出しを受ける。淳司の実直さを気に入った社長が、時々犬のバロンの面倒を淳司にみてもらいたいと言ってきたのだ。この申し出に感激した万作は、淳司に対する態度がすっかり変わってしまう。さらに軽井沢の別荘の空気の入れ換えをして欲しいと頼まれた万作は、ふみ子と淳司を連れ立ってそこへ赴くことになった。だが、豪勢な気分に浸ろうとした彼らに、これから立ち寄るという社長からの電話が入る。しかも、社長は姪で世界的プロゴルファーのひとみと友人夫妻を伴って来た。万作たちは、あっという間に別荘の管理人扱いされ、せっかくの休日も散々な思いをさせられてしまうのだった。ところが数日後、万作は社長からひとみと淳司の縁談についての相談を受けた。淳司がひとみと結婚すれば自分も日向一族の仲間入りをできると、万作はすっかり有頂天になるが、淳司は万作の気持ちなどお構いなしにきっぱりと話を断ってしまう。ショックに卒倒しそうになる万作だったが、淳司には既に意中の人がいたのだった。それは、近所の魚屋の娘・良子。万作と喧嘩した淳司は家を飛び出し、その足で良子にプロポーズした。そして、淳司と良子の結婚式。主賓の社長のスピーチに、万作は胸に熱いものを感じるのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0 東海林さだおさんを偲んで

2026年4月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

漫画家の東海林さだおさん
2026年4月5日心不全のため88歳で他界

95年公開作品
初鑑賞
U-NEXTで鑑賞

併映『男はつらいよ 寅次郎紅の花』

監督と脚本は『釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束』『釣りバカ日誌20 ファイナル』『武士の献立』『愛を積むひと』『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』の朝原雄三
脚本は『小さいおうち』『男はつらいよ お帰り 寅さん』『キネマの神様』『こんにちは、母さん』『TOKYOタクシー』の山田洋次
脚本は他に『塀の中の懲りない面々』『女咲かせます』『釣りバカ日誌6』『美味しんぼ』の梶浦政男

粗筋
なんやかんやで大企業経営者の日向社長とその姪の矢島ひとみに気に入られた売れないチェロ奏者の石橋淳司に縁談話が持ち上がる
淳司の兄万作の勤め先は日向社長が経営する日向化学工業
社長の姪と自分の弟の縁談話にテンション上がりまくりの万作ではあったが淳司には別に意中の女性がいた
地元の魚屋の娘の良子だった

そういえば確かに釣りバカ日誌の他にサラリーマン専科ってのがあった

加勢大周に裕木奈江に斎藤陽子というキャスティングに時代を感じさせてくれる

柴田佐藤梅垣村松とワハハのメンバーが比較的チョイ役で出演

男がいつまでも結婚しないとホモ疑惑が持ち上がる
ゲイではなくてホモ
これもまた時代を感じさせてくれる
ただ今の時代ならアウトというYouTubeのコメント欄にありがちなことを書き込むつもりは全くない
むしろああいう言い回しは嫌いだ
著作権を無視した動画を見てるくせに何がコンプライアンスだ偽善者め
だいたいにしていつまでも結婚しない男に対して同性愛者では?と疑う人は今でも少なからずいるはずだ
いまどきそんな人はいないと言い切るのはエコーチェンバー現象とか確証バイアスに冒された自称リベラルのみ

配役
日向化学工業総務部庶務課課長の石橋万作に三宅裕司
万作の妻の石橋ふみ子に田中好子
魚幸の主人に田中邦衛
魚幸の娘の良子に裕木奈江
万作の弟で兄の自宅に同居しているチェロ奏者で犬好きの石橋淳司に加勢大周
万作の上司で部長の太田に小林克也
日向社長の姪でプロゴルファーの矢島ひとみに斎藤陽子
庶務課社員の吉田に伊藤俊人
庶務課社員に柴田理恵
日向社長の友人の香西に神津善行
香西夫人に中村メイコ
日向夫人に南田洋子
日向化学工業社長の日向興三郎に西村晃
タクシーの運転手に梅垣義明
お坊さんに佐藤正宏
音姫製造メーカー営業社員に村松利史
石橋夫妻の娘の石橋奈津に河野由佳
石橋夫妻の息子で奈津の弟の石橋勇太に三東康太郎

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野川新栄

3.0 懐かしい音姫さま

2025年5月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

昔の松竹娯楽作品を観ると、当時の庶民の暮らしが良く分かって楽しいです。万作が音姫さまの設置の話をしてましたが、今はウォシュレットとセットです。あと、ビールは家庭でも缶ではなく瓶でしたね。結婚もポジティブな出来事でしたし、結婚していないと「ホモもしれない」と言われたり、やはり現代とは価値観も違いますね。私は子供の頃、東海林さだお先生のマンガを読んでましたよ。大好きでした。

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ミカ

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