ザザンボ

劇場公開日:

解説

1976年、福島県で実際に起こった少年の自殺事件をモチーフに、事件の裏に隠された真実の追求に迫るドキュメント・タッチの作品。監督は「島国根性」の渡辺文樹で、製作、脚本、撮影、編集、そして主演も兼ねている。

1992年製作/日本
配給:マルパソプロ
劇場公開日:1992年12月5日

ストーリー

東北の農村で、ある日中学3年生の野崎善一(秋山誠)が首を吊って自殺するという事件が発生した。学内盗難の容疑者として度重なる追求を苦にしての自殺だった。早速マスコミがこの事件に飛びついたことで、騒ぎはどんどん大きくなっていく。少年の複雑な家族環境、校内体罰の問題、盗難の真犯人らしき人物の出現、そして少年自殺説に対する疑惑--。善一の担任の渡辺(渡辺文樹)は、体罰教師という立場で事件の渦中にありながら、善一の残したメモを手がかりに自力で盗難の真犯人を探し出し、そして自殺事件の真実に迫るため、少年の墓を掘り起こすのだった……。

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映画レビュー

5.0ポスターには騙されないでね

2012年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

この映画が来た時のキャッチフレーズとか「げろ袋用意」みたいなこと書いてあって、みな怖さ見たさで観に行った人もいるかもしれませんが、ほとんどが「なんだこりゃ?つまらん」と思ったことでしょう(実際私の友人もそう言ってました)。

ただこれは「マニア」という考えを持って、よーくよく観たら話の内容で「げろ袋」ですよ。いや本当に。だって観ているとやたらリアリティがありすぎるんですよね。
出演者は全員素人でしょう。だから棒よみっぽいのは否定できませんけど、ただそれがなんだか「他人の家」を覗き見しているような感覚で・・・
ほんとラストシーンは薄気味悪いと言うか、精神的に追いやられた感覚です。

家庭教師観て島国根性、ザザンボ、バリゾーゴンまで渡邉文樹は観てますが、「反権力」なんでしょうね。
大体この映画は松竹で配給されるはずだったのにポシャッたわけで(詳しくは検索すればわかると思います)、そこから全国行脚して上映し頑張っているようですね。
個人的にはファンなので応援してます。・・・が、誰かに刺されて死なないでね(苦笑)。

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青山大輔

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