恋子の毎日
劇場公開日:1988年12月17日
解説
ヤクザと結婚したハワイのホテル王の娘の生活を描く。ジョージ秋山の同名漫画の映画化で、脚本は「クレージーボーイズ」の松本功と「極道渡世の素敵な面々」の平川輝治が共同で執筆。監督は「この胸のときめきを」の和泉聖治、撮影は「菩提樹 リンデンバウム」の奥村正裕がそれぞれ担当。主題歌は、長山洋子(「KOIKO」)。
1988年製作/96分/日本
配給:東映
劇場公開日:1988年12月17日
ストーリー
サブ(三郎)は新宿・面相組の若頭、星永小百合の右腕。男気に溢れたサブは男にも女にも人気があったが、ハワイのホテル王の娘で恋子という恋女房がいた。可愛い恋子も天真欄漫で度胸はよく、サブにはぴったりの伴侶であった。サブの舎弟のマツは恋人の加代が妊娠したので結婚して足を洗った。しかし、再びヤクザに戻り、川へ転落して惨めな死を遂げてしまう。面相組は天現会の立花が都議会議員と組んで土地買収を企んでいることで対立。サブと恋子のアパートに田山次郎という予備校生が引っ越してきた。恋子はいろいろ面倒をみてやるが、田山は立花の愛人サニーを知ったことから天現会の鉄砲玉となる。星永は議員と立花の情婦・らん子の関係を暴くが、田山に襲われた。星氷を撃ち損ねた立花は恋子を誘拐して人質にとった。晴海埠頭で星永とサブを待ちぶせして面相組をつぶそうと考えたが、乗り込んできたのはサブ一人だった。か弱いと思っていた恋子も意外な反撃を見せ、サブと一緒に天現会を蹴散らした。