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劇場公開日:

解説

妻子を失い、失意のうちに酒浸りの日々を過ごすシナリオライターの彷徨を描いた幻想的なドラマ。タイトルはトム・ウェイツのデビュー・アルバム名を引用したもので、4章仕立てからなる各エピソードにも、同アルバムに収められている曲名がタイトルとして冠せられている。監督・脚本はこれが監督デビューとなる「赤い犯行 夢の後始末」の脚本家・小林政広。撮影を「LUNATIC」の西久保維宏が担当している。主演は「うなぎ」の深水三章。97年度のゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭ヤング・ファンタスティック・グランプリ部門でグランプリを受賞した。

1997年製作/81分/日本
配給:MONKEY TOWN PRODUCTION配給(配給協力*アルゴ・ピクチャーズ=オムロピクチャーズ)
劇場公開日:1997年11月22日

ストーリー

シナリオライターをしている男は、今では女たちの家を泊まり歩いては酒に溺れる、自堕落な生活を送っている。彼がそうなってしまったのは、コンビニ強盗に妻と子供を殺されたからだった。男のいきつけのバーのマスターは、自分の若い頃の姿と重なって見えるそんな男を立ち直らせようとするが、彼は一向にそうする気配を見せない。せっかくの雑誌コラムの仕事も断り、ホームレスのように街をさまよい歩いていた。彼は、そんな生活の中でさまざまな人たちに出会っていく。車の中で酔いつぶれた女、エイズを患っている青年、ひとり愚痴るトンカツ屋の店員、マスターの別れた女。彷徨の末、男はマスターの家にたどり着いた。

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