GLOW 僕らはここに…。

劇場公開日:

解説

一組の男女のピュアな恋模様を中心に、今を生きる若者たちの姿を活写した青春ドラマ。監督は「ポッキー坂恋物語 かわいいひと EPISODEIII」の前田哲。脚本は、佐野壮の原案を基に、「ベル・エポック」の福田卓郎と前田監督が共同で執筆。撮影を「ユーリ」の小倉和彦が担当している。主演は、新人の上原歩と斉藤重人。尚、本作はキャストに既存の役者を起用せず、従来の映画製作の枠にとらわれない作品作りを目指す『ストリートムービープロジェクト』の第1弾作品として製作された。

2000年製作/77分/日本
配給:エルクインフィニティ=メディアスーツ
劇場公開日:2000年8月1日

ストーリー

都電の走る下町。高校をドロップアウトし、入院中の母親に代わって喫茶店を切り盛りしているアユミの耳に、親友・奥田との喧嘩が原因で街を離れていたシゲトが帰ってきたとの知らせが届いた。かつて好意を寄せていたふたりは互いを意識するものの、会えない時間が長すぎてなかなか素直になれないばかりか、彼に想いを寄せるコギャル・モデルの理沙の邪魔が入って想いを伝えることが叶わない。しかし、ふたりを急接近させたのは、アユミの弟である健太とシゲトの後輩グループの飯田との諍いだった。健太と飯田の間に入って事を収めるシゲト。そんな彼と奥田のわだかまりを解いてやるアユミ。やがて、ふたりは付き合うようになり、何もかもがうまくいくように見えた。ところがその矢先、健太が飯田に怪我を負わせる事件を起こしてしまう。再び仲裁役を買って出るシゲトに、秘かにリベンジを企てる飯田。理沙によってその計画を知らされたアユミは、急いでシゲトの元へ赴くが、その時、既に彼は飯田たちに囲まれていた。数日後、シゲトとの想い出の土手にひとり佇むアユミの姿があった。

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