狂い咲きサンダーロード
劇場公開日:2016年12月10日
解説
鬼才・石井岳龍(石井聰亙)監督が1980年、日本大学藝術学部映画学科在籍時に22歳の若さで卒業制作として発表したインディペンデント映画で、同年に東映セントラルフィルムの配給で劇場公開もされた伝説的作品。幻の街「サンダーロード」を舞台に、暴走族や政治結社に反抗する若者の戦いをバイクやロック音楽、バイオレンスを満載に描いた。暴走族「魔墓呂死」の特攻隊長・仁は、警察の取り締まりに対して平和的な路線を歩もうとしたリーダーの健に反発し、実力行使で反抗を試みる。やがて抗争の中で右腕と右足を切断され、バイクに乗れない体になってしまった仁だったが、それでもなお抗うことをあきらめず、バトルスーツに身を包んで最後の決戦に挑む。2016年、クラウドファンディングにより、オリジナル16ミリネガフィルムからのリマスターおよびブルーレイ化が実現。「オリジナルネガ・リマスター版」として東京・シネマート新宿ほかで上映される。
1980年製作/98分/日本
劇場公開日:2016年12月10日
その他の公開日:1980年5月24日(日本初公開)
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