金融腐蝕列島 呪縛
劇場公開日:1999年9月18日
解説
腐敗した大銀行を再生すべく、立ち上がった中堅行員たちの姿を活写した社会派ドラマ。監督は「バウンス ko GALS」の原田眞人。高杉良によるベストセラー小説を基に、高杉良、鈴木智、木下麦太が共同脚色。撮影に「オサムの朝」の阪本善尚があたっている。主演は、「ニンゲン合格」の役所広司と「宮澤賢治 その愛」の仲代達矢。
1999年製作/114分/日本
配給:東映
劇場公開日:1999年9月18日
ストーリー
1997年、東京・日比谷。丸野証券の利益供与事件による総会屋・小田島の逮捕により、300億円という不正融資疑惑が持ち上がった朝日中央銀行(ACB)本店に東京地検特捜部の強制捜索が入った。ところが、ACBの上層部は責任を回避しようとするばかり。そんな上層部の姿勢に腹を立てた"ミドル4人組"と呼ばれる企画本部副部長の北野、同部MOF担の片山、同部副部長の石井、広報部副部長の松原らはボード(役員)を総辞任させ、"ブルームバーグ・テレビジョン"のアンカーウーマン・和田の力を借りて新頭取に中山常務を推すと、真相調査委員会を結成。 ACBを闇社会や古い慣習などの"呪縛"から解き放ち、再生させようと東奔西走する。しかしそんな事態に至っても尚、佐々木相談役だけは最高顧問としてACBに居座ろうとしていた。佐々木の娘婿でもある北野は、身内と対決しなければないないことに苦悩しながらも、小田島と佐々木の癒着が記された自殺した久山幹部の遺書を武器に彼を辞職、逮捕へと追い込む。それから数日後、 ACBの株主総会が行われた。中山新頭取を中心に、北野たちは闇社会との繋がりや行内の膿を放出することを株主に確約してこれを乗り切ることに成功。こうして、ACBは再生への一歩を歩き始めるのであった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- 原田眞人
- 脚本
- 高杉良
- 鈴木智
- 木下麦太
- 原作
- 高杉良
- 製作総指揮
- 角川歴彦
- 高岩淡
- 羽佐間重彰
- 企画
- 桃原用昇
- 佐藤雅夫
- 住田良能
- プロデュース
- 原正人
- 坂上順
- プロデューサー
- 鍋島壽夫
- 河瀬光
- 山田俊輔
- 撮影
- 阪本善尚
- 撮影効果
- 木本秀一
- 古川元裕
- 中川定俊
- 美術
- 部谷京子
- 装飾
- 湯沢幸夫
- 音楽
- 川崎真弘
- 音楽プロデューサー
- 天翔陽子
- 主題歌
- 中山美穂
- 録音
- 鶴巻仁
- 整音
- 中村淳
- 音響効果
- 柴崎憲治
- 照明
- 大久保武志
- 編集
- 川島章正
- 衣裳
- 大久保富美雄
- スタイリスト
- 宮本まさ江
- 選曲
- 薄井洋明
- 製作担当
- 榊田茂樹
- 助監督
- 中西健二
- スクリプター
- 坂本希代子
- スチール
- 野上哲夫
- VFXスーパーバイザー
- 根岸誠
- デジタルイフェクトプロデューサー
- 松山美恵
-
北野浩役所広司
-
佐々木英明仲代達矢
-
片山昭雄椎名桔平
-
北野今日子風吹ジュン
-
和田美豊若村麻由美
-
久山隆佐藤慶
-
中山公平根津甚八
-
石井卓也矢島健一
-
松原秀樹中村育二
-
中澤専務石橋蓮司
-
大野木検事遠藤憲一
-
一条弁護士もたいまさこ
-
陣内新副頭取本田博太郎
-
佐藤弘子黒木瞳
-
川上多治郎丹波哲郎
-
青木伸枝多岐川裕美
-
坂本頭取梅野泰靖
-
今井会長小林勝彦
-
吉野副頭取山本清
-
太田副頭取勝部演之
-
小田島敬太郎若松武史
-
株主790番内藤武敏
-
森田部長山崎清介
-
西田大高洋夫
-
宮本金子和
-
大津大西智子
-
永山木下ほうか
-
渋沢部長岸博之
-
気の弱い守衛田口トモロヲ
-
危険な通行人村上淳
-
見つめる青年本宮泰風
-
激励する弁護士高杉良
-
辛口評論家佐高信
-
クリス・ゴタンダ原田遊人
-
トク古本恭一
-
チーフフィリップ・シルバーステン
-
白木レポーター今井あずさ
-
赤星記者大城英司
-
茶器記者大門修三
-
クラリネットの浮浪者中村亮
-
株主総会の弁護士梅沢健祐
-
株主康すおん
-
株主井之上隆志
-
株主並樹史朗
-
株主殺陣剛太
-
伊良部事務官井上肇
-
池ノ上検事水上竜士
-
伊場事務官光岡湧太郎
-
牛島弁護士加藤満
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両角弁護士青木鉄仁
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塩谷弁護士吉家明仁
-
大蔵省梶原課長補佐本郷弦
-
北野浩一三浦春馬
-
北野レナ大谷玲凪
-
執行官町田政則
-
アナウンサー吉崎典子