うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

ALLTIME BEST

劇場公開日:1984年2月11日

解説・あらすじ

高橋留美子の同名コミックを原作とする人気テレビアニメ「うる星やつら」の劇場版第2作。テレビ版のチーフディレクターである押井守が前作に続いて監督を務め、本作では脚本も担当。謎のタイムループに囚われた諸星あたるやラムたちの運命を描き、押井監督の初期の代表作となった。学園祭を翌日に控え、準備に大忙しの友引高校。あたるたちも学校に泊まり込んで作業に追われていた。そんな中、あたるたちの担任・温泉マークと養護教員のサクラは、学園祭の前日が延々と繰り返されていることに気付き、全員に帰宅を命じる。しかし、友引町はすでに異常事態に陥っていた。

1984年製作/98分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1984年2月11日

スタッフ・声優・キャスト

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(C)1984 東宝 (C)高橋留美子/小学館

映画レビュー

5.0 VRの先駆け!!

2025年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

知的

難しい

ドキドキ

ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 2件)
777

4.5 不気味な世界観 でも憧れる懐かしさ

2025年5月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

驚く

ドキドキ

本作品が凄く評価が高かったので、うる星やつらをほとんど観たことが無かったですが、DVDを購入して鑑賞しました。
感想としては、ストーリー展開・空気感がとても良くクオリティが高い作品でした。(バラエティアニメの長期休みにやる映画のレベルじゃありません。笑)
冒頭から「あれ?うる星やつらってこんな漫画だっけ?」と思わされる唯ならぬ空気感があり目を惹きます。
そこから一変して舞台は学園祭前日。
あたる含め準備に大忙しでドタバタなコメディがスタート。このドタバタな空気感が、どこか懐かしく学生時代の楽しい思い出が蘇る好きなシーンでした。この雰囲気のまま展開されるかと思いきや、先生が感じた違和感から一気に不気味な空気感が漂い出し、観ているこちら側も怪しい恐怖感でドキドキさせられます。
個人的には、この前半のストーリー展開がとても好みで好きでした。

このレビューを読んで続きが気になった方は是非映画を鑑賞して下さい♪

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イケ大

5.0 夢と現実、境界の不明瞭さ

2025年3月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

押井守の出世作。

【ストーリー】
文化祭前日の友引高校。
生徒たちが連日泊まりこみで出し物の仕込みをしていた。
異様な興奮と焦燥感。
諸星あたる、ラム、三宅しのぶ、面堂終太郎、メガネ、パーマ、カクガリ、チビたちいつもの同級生の面々は、いつ終わるともしれない作業を、奇妙な喜びと連帯感をもってつづけていた。
だが、担任教師の温泉マークが、異常に憔悴した姿をみせる。
保健室のサクラはトランキライザーをわたすが、後から超強力下剤とまちがえたことに気づき、アパートににおしかける。
温泉マークの自室は、カビにうもれていた。
メンタルをやられた温泉マーク。
語られる言葉や友引高校と周辺の異様な変貌。
友引町全体が、文化祭前日をループしているとつき止めたサクラと面倒だが、その元凶である妖怪・夢邪鬼に、はむかう彼らすら新たな夢に封じこめられてしまう。
だが、たった一人あたるが夢邪鬼の影響から脱し、己の欲望を満たさんがため、夢邪鬼の力で酒池肉林の夢を自分に見させる。
「まったく人間なんてちょろい生き物だ」
うそぶく夢邪鬼にあたるが言う。
「おい。ラムがおらんぞ」
あたるの煩悩は、夢邪鬼の予想をはるかにこえるスケールだったのだ。

やっと見ました。
何やってんの自分。
とにかくめぐり合わせが悪くて、この年まで出会えなかったこの作品。
まあ、『うる星やつら』という作品が、ちょっとお色気で苦手だったのもあります。
『めぞん一刻』と出逢うまで、高橋留美子作品に食指がのびなかったんですよねー。

押井守の実質初監督。
つまりあの変人(失礼)が、異様なその内的世界を思いっきりぶつけてきた、最初の作品ですね。
内面と外面が裏がえしになった、誰かの認識と欲求によって作られた箱庭世界。
おなじ物語構造を『攻殻機動隊』の二作目『イノセンス』まで、くり返し創り語った、押井守のあやうい内的世界の表象。
これを見ているぼくらもまた、押井守の世界に閉じこめられてつき合わされているという入れ子構造。
フィクションのマトリョーシカですね。
押井守作品を語っているぼくらもまた、誰かの語る物語の登場人物なのでは……という外がわへの楽しみ方も可能。
かせこと自分の物語を書いてる誰かは、日常描写に全てを埋没させてしまう、ストーリーのいろはも知らぬグダグダな語り手です。
まいんち三食ごはんを律儀に食べさせるシナリオライター、ちょっと説教してやりたいです。
妙齢の美女と出会うシーンまで、さっさとすっ飛ばしてよ!←物語ジャンキーの寝言

いや楽しかったですよ。
もっと若いころに見とくべき作品でした。
そしたらもっと没入できたんでしょうね。

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共感した! 11件)
かせさん

5.0 SFファンタジー、ホラー風味のうる星やつら

2025年3月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

うる星やつらの登場人物達、いつものネタだけど、どこか違う感じ。
ラムちゃんは、宇宙人なのだから、SFと言えばそうなのだが、それも違う感じ。

みなさんの感想や検索の結果同様に、高橋留美子の原作キャラクターが登場する、押井守監督作品なのだと思う。
シリーズとは別もので、映画として完結した話。

観終わっての感想は、面白かった。
ストーリーはSFファンタジーで、どんどん引き込まれる。
映像は面白いし、カビ〜ヒィ〜ってなった。

途中、ホラーなのかと思ったりしたが、そんなことはなく、最後まで楽しめました。

夢邪鬼に諸星あたるが言った本心が良いね。

面白かった〜。

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naomi

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