歌え若人達
劇場公開日:1963年1月6日
解説
「背くらべ」の山田太一のオリジナル・シナリオを、「二人で歩いた幾春秋」の木下恵介が監督した喜劇。撮影はコンビの楠田浩之。
1963年製作/87分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1963年1月6日
ストーリー
日本の男子大学生は五十四万四千五百五十人。その中の四人、森康彦、宮本伸一、岡田一之助、平尾弘は、東京で寮生活をしている大学仲間。一文なしで大学に入った森、勉強第一主義の岡田、成績にも女にも自信のある宮本、母親思いの平尾、この四人が同室だ。が、アルバイトに学業という生活を送っている森は、将来に希望を持てないでいた。ある日、バイト中の森の姿が週刊誌の表紙を飾り、テレビの連ドラの主人公に抜擢された。そんな彼の幸運を宮本は人生はまぐれ当りと懐疑的に反発する。彼の空虚な心はやがて恋人の裕子やガール・フレンドの淑子からも離れさせてしまった。岡田は森の活躍が刺激になり勉学に励むが、そんな彼にいつしか裕子は心惹かれるようになった。一介のサラリーマンを目指す平尾は天下泰平、お袋からのお菓子があればご機嫌だ。がテレビ俳優になった森は、金が入り名前が知れてくるにつけ、仲間から離れて行くようで不安でしょうがない。が、そんな彼を引き止めたのはテレビ女優の厚木紀子だ。そして数日、四人にとって最後の大学祭が近づいてきた。その準備中、自動車部の学生と口論して平尾が気絶した。てんやわんやの中に平尾の母親、森のお袋さん、岡田のお婆さん達が大学祭にやって来て相変らずの騒々しさだ。大学祭もたけなわになり、岡田と裕子、平尾と果物屋の娘、森と紀子らのカップルは楽しそうだ。だが、宮本は一向に興味がない。年も改まり、新人タレント、森の盛大なデビュー発表会の日。会場には岡田、平尾、淑子達のカップルが集まった。が、宮本はひとりぼっち。こうして、ばらばらな四つの青春がそれぞれ未来に向って元気に出発して行った。彼等の未来は明るかった。
スタッフ・キャスト
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森康彦松川勉
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宮本伸一川津祐介
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岡田一之助三上真一郎
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平尾弘山本圭
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中島裕子倍賞千恵子
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本庄淑子冨士眞奈美
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厚木紀子岩下志麻
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岡田の祖母東山千栄子
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森の母川上夏代
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平尾の母京塚昌子
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平井永井智雄
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ダーリン中田浩二
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お恵ちゃん八木千枝
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編集長大森義夫
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浜田椎名勝己
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香山山口崇
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平山教授三島雅夫
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経済学教授益田喜頓
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食堂のおばさん武知杜代子
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食堂のおじさん柳家金語楼
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下宿のおばさん清川玉枝
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ビル掃除のおやじ山口松三郎
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運転手渥美清
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プロデューサー中井ロイ・ジェームス
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松本義男浜田正彦
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ケネディの学生山本豊三
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説明する学生津川雅彦
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帰京する学生林家珍平
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管理人若水ヤエ子
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バーのマダム坪内美詠子
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犯人田中晋二
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果物屋の娘珠樹ルミ
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女性小野千鶴子
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女性A岬洋子
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女性B深見悦子
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不明佐田啓二
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不明岡田茉莉子