AKIRAのレビュー・感想・評価
全193件中、1~20件目を表示
日本アニメを変えた1本
80年代、バブル絶頂時に制作費10億円を投入して作られた本作は、今見ても色褪せない。リアルを追求した2コマ打ち作画に、プレスコでリップシンクされた表情芝居、カメラを意識したレイアウト、当時としては画期的だったCGの導入、細部までこだわり抜いた背景美術など、技術的な見どころだらけの作品だ。大友克洋の絵をそのまま動かすことを目標に作られた本作は、日本アニメの歴史におけるエポックメイキングな作品であることは間違いない。もともと、リアル志向の大友のデッサンを動かすだけでも大変な作業だったろう。 本作が作られたのは日本がバブル経済絶頂期の80年代だが、あの時代でなければこのプロジェクトは成立しなかっただろう。世紀末を迎える当時の終末論的な空気感を感じさせる内容が、2020年代の今の日本とどこかリンクしてしまうのが恐ろしい。日本社会が退廃的な方向に行くことが決定的になってきた今、この映画の空気感は公開当時よりも一層リアルに感じられるかもしれない。
何故か突然YouTubeに公式に上がったので再鑑賞。「女の子に暴力...
何故か突然YouTubeに公式に上がったので再鑑賞。「女の子に暴力シーン」以外は最高なんだが、毎度あのシーンで気分がヘコム。『NOPE』でも出てきたバイクのシーンはカッコいい。「金田のバイク」は『レディープレイヤーワン』でも活躍!有名なアニメすぎて私は余り語らない。
今見ても遜色のないクオリティ
意味はあまり良く分からなかったが、サイバーパンクっぽいのりで観ることができた。人間が宇宙に進化する可能性って流れだったのかな?と思いつつ内容はどうでもいいかって最後は思った。
久しぶりの再見(最初に見たのは封切時か?)。サイバーパンクアニメの金字塔。
おのずと知れたサイバーパンクアニメの金字塔。このレベルのアニメが今から40年近く前に制作されていたことに驚く向きもあるが、それ以上に大友がコミックと言う表現方式でリアルタイムで多くの傑作を発表し始める同時代に息をしていた者にとって、何よりもその時代の中でも飛びぬけた革新的表現を構築していた大友のそれに影響を与えていたものの中にアメリカンニューシネマがある事は自明の理であったろう。🎦イージーライダー、🎦地獄の黙示録、🎦キャリー、🎦2001年宇宙の旅、など多くの革新表現の中に身を置く大友が自身の表現の中で結集させた📖Fire-Ball以上の衝撃を望む者はいないはずである。ご承知のように📖Fire-Ballは1979年創刊のアクションデラックス誌上に50ページの未完作品と掲載(後に100ページに増項され完結)。この未完が衝撃であった。のちに加えられた50ページは作者の語り部としての自己満足感が多く、その衝撃を貶めることになるのだが、未完であったが故にその解釈の幅は🎦2001年宇宙の旅レベルまで拡張し、SFファンの間で伝説となった事は周知の事である。 このSFエッセンスをその翌年のアクションデラックス誌上に発表される問題の衝撃作📖童夢のプレリュードとしてのこの📖Fire-ballは📖AKIRAへと昇華する。アートシアターギルド(ATG)の映画作品に溺れ、🎦時計仕掛けのオレンジや🎦ソイレントグリーンなどの未来描写をも取り込んだ大友の描く世界観は一気に世界の見据える未来像となる。 しかしながら🎦アニメAKIRAの中で描かれる世界は、ヴェンダースの描く小津の🎦東京物語よろしく、未来ではなく自身へのオマージュであった。ヴェンダースにおける小津は、大友にとって手塚であり同郷の大先輩である石森(石ノ森ではない)であり、藤子であり、何よりもっともあこがれの強い横山光輝であった。🎦AKIRAの主人公、金田は📖鉄人28号の金田少年へのオマージュであることは有名である。まるで役所広司に小津の🎦東京物語の主人公、笠智衆演ずる平山周吉にあやかって平山と名付けるかのように。 ヴェンダースは1945年8月14日生れ。そう日本の終戦記念部の前日の生まれである。しかもかつての第二次大戦の日本の同盟国でデュセルドルフの出身。デュセルドルフには当時ドイツ最大の日本人街があったと言う。しかも医者の家庭で育ったヴェンダースには当時日本で交易のあった神戸に住む手塚一家とイメージがかぶるのである。しかしヴェンダースには手塚のような高踏さは無く小津の持つ市井へ穏やかなまなざしこそが小津と重なるのである。そしてヴェンダースの出生10年後にわれらが大友はこの世に生を受ける。正確には9年目後ではあるのだが、この大友の生後10年を経て日本は第一回目の東京オリンピックを開催する。10歳になった大友に映った日本はヴェンダースが憧れた失われる日本ではなく再生する日本であったはずである。そしてその後崩壊した日本を描いた大友の予言がジワリジワリと日本に忍び寄っているようで恐怖を覚えるのである。そう・・都市こそ破壊はされないものの・・・日本人の心はどうであろうか? その一方でこの日本には映画はもとよりファッション、建築と経て昭和歌謡や漫画と言う当時世間では西洋のファインアートや荘厳なクラシック音楽とはおよそかけ離れたところに位置するサブカルをせっせと紡ぎだす文化の土壌があった。この織り成した曼荼羅こそが2000年以降の日本のカルチャーコンテンツ大国の基盤を作る事になるのである。その事態を予言したかのような大友のアニメ🎦AKIRAには高度成長の少年たちを支えた多くの漫画が封じ込められている。高野よしてるの📖赤ん坊帝国、井上智の📖魔人バンダー、黄金バットにシルバー仮面、ウルトラQ、ドラえもん、サイボーグ009、怪人同盟、ボンボン、さるとびえっちゃん等など往年の漫画ファンには心ときめかせたエッセンスが🎦AKIRAにはふんだんに封印されている。まさに大友が体験したマンガ世界であったろう。まさにマンガのメルティンポット。🎦AKIRAのワンシーン26分超の場面で金田同級生の学校で読んでいるマンガ雑誌が「ぼくら」である点に注目したい。設定は2020年であるにもかかわらずだ。 そしていよいよこの大友がこの📖🎦AKIRAで捧げたおおもとのコンテンツこそが石森・平井コンビの伝説的傑作📖幻魔大戦である。大友組の今敏や高寺彰彦などの作風にも強い影響を与えたこの未完の大作は後にりんたろう監督でアニメ化された際キャラデザインで大友も参加。その強い憧憬がうかがわれる。また大友のSFデザインには📺ラットパトロールや📺ワイルド7などの影響もみられる事から70年代の活劇娯楽番組のエッセンスの昇華・洗練も見て取れるところである。最後に大友はヤンマガ連載終了時にこの作品を手塚治虫に捧げた。その後一切マンガが描けなくなった大友は藤子・F・不二雄先生を訪ね何故そんなに描くことが尽きないのかを聞いた。そしてアニメの世界へと旅立ったのである。手塚、藤子、石森(石ノ森ではない)横山のSFエッセンスを最大限に作品化したこの大友克洋をしのぐSFビジュアリストは向こう100年は出現しないであろう。その金字塔こそがこの🎦AKIRAなのである。
伝説の作品をYouTubeで鑑賞
原作の連載が1984年開始ということで、北斗の拳やブレードランナーを想起させました。私の1984年はアイドルが好きな子供だったので、サイバーパンクなるものも後に知ることになるのですが。 日本らしいユニークな作品で、東京オリンピックも予言してましたし、身体(細胞)が膨張するのも北斗の拳みたいで、コアなファンがいるのもうなづけました。本作で描かれている物や機械が大きくて、そこがコンパクトを求める現代とは違いますね。スマホという概念を誰も予測出来なかったと思うと、ジョブズ凄いわ。
かゆいところに手が届かない
Youtubeで配信されたので、ようやく観ました。
映像と世界観は素晴らしいの一言に尽きます。これは他の人が語りつくしていると思うので割愛します。
で、いくつかの不満点が以下。
■金田が鉄雄にとどめをささない
金田は鉄雄に落とし前を付けるため、親友を手にかける覚悟を決めて戦いに身を投じたはずです。ここでどのように二人は決着をつけるのか、その結果金田は何を思うのか。そういった点が気になって観ていたのですが、結局はアキラとエスパー3人組によって解決されてしまいました。金田は最後まで巻き込まれ主人公のままで、不完全燃焼でした。
アキラとエスパー3人組の協力で金田も一時的に超能力が使えるようになって鉄雄を始末すれば良かったと思った。「誰でも内にアキラを秘めてる」とかいうワードの伏線回収にもなるし、金田は鉄雄と決着をつけられ、助けを求めた鉄雄を救うこともできたのではないでしょうか?
■一部キャラの結末が雑
まず竜と言うおっさんですが、よくわからないままよくわからないじいさんと会話してよくわからないまま撃たれて退場しました。鉄雄にやられるべきだったのではと思いました。
次に山形。作中でかなりショッキングな出来事のはずなのですが、肝心の殺害シーンが描かれず、感情移入しにくかったです。彼のバイクも印象に残ってなかったので、金田が壁に突っ込んでバイクを燃やすシーンも最初何やってるのか分かりませんでした。数秒考えて、「あ、バイクも一緒に天国に送ったんだ」と気づきました。
前評判通りクオリティの高い作品でしたが、もっとよくできたんじゃないかと思う点があり、なんだかかゆいところに手が届かない作品だったというのが総評です。
もう、始まっているからね
連載開始当時はまったく知らず、単行本(と呼んで良いのだろうか?)発売でド肝抜かれて、そこから惹き込まれて行ったのは、忘れられない。 当時、劇場でワクワクした割になんだか裏切られた氣持ちだったのも覚えてる。 あらゆる分野に波紋を投じた作品となったが、原作コミックで感じた、映画的な高揚感は、当の劇場版ではスケールダウンに感じていたのかも…。 今回限定配信での視聴で、スクリーンからサブスクで音響もかなりレベル下がってるはずなのに、悪くなかった。 35年の間に、制作秘話や裏設定など吸収した分、ストーリーの流れが視えてきたからかも。 あの時既に“始まっていた”のかもしれない。 機会があればもう一度スクリーンで観直したい。 そして、コミックも読み返してみなければ!
こんなアニメ他にない
これが1988年に作られたという衝撃。 古いアニメならではの良さ、とかではない。 今観てもすべてが洗練されている! 流行には波があって昔のアニメが時折再評価されたりもするけど、AKIRAだけはいつの時代も輝いている...と思う。 金田の間の抜けた「へ?」 定期的に聞きたくなる!
最後まで観て、考えさせられました。
予告からワクワクする映像と音楽。 進むストーリーとスピード感にドキドキする。 久しぶりに観られて良かった。 映像も音楽も良い。 独特の雰囲気があって惹き込まれる。 以前にも観てはいましたが、数十年振りに鑑賞。 マニアでは無いので、結構忘れていた。 新鮮な驚きで、楽しめました。 弟の部屋に大判コミックがあったなぁ、私はパラパラと捲る程度でしたが、装丁がインパクトあったなぁ。 YouTube 期間限定配信 2024年11月30日21:00〜2024年12月6日23:59まで
やっと観た。
大学生の時に友達から勧められて漫画を借りたけど、結局途中までしか読まずに返してそれっきりだった。 こんな話しだったんだ。 深い意味もありそうな話しだけど、わたしはその意味をハッキリと感じ取る事は出来なかった。 でも、どんな結末になるのかドキドキしながら観られた。
不朽の名作
映画館では見てません。チャンスがあれば、是非見てみたい。原作漫画は読んでいません。これも機会作って読みたいとは思っています。 レンタルビデオやテレビ放送で何回か見て、休日にアマプラで見ました。 何度見ても色褪せない。 何故だろう? 個人的に「アキラ」の正体が、体の全てを解体されて、ホルマリン漬けで更には冷凍保存をされていることが、毎回「グっとくる」それは、超有名なあのバイクのシーンが「カッコ良くてグッとくる」のとは違って、「人の恐ろしさ、業の深さ、罪深さ」が胸を詰まらせる「グッとくる」です。 異能の超能力を持っているからと言って、そこまでするのか・・・・・ 死しても尚、存在をしているアキラ・・・・・もう、それって神様の領域で、神を手に掛けて、酷い扱いをする・・・罪深いなぁと、このレビューを書きながら、そう感じました。 テツオの脳みそをいじくり、その能力をコントロールしようとすること、それが敵わずテツオが暴走するとSOL(衛生レーザー)を使用してでも殺そうとするという、傲慢さも酷い話だ。 原作がもの凄いクオリティーと熱量で、原作者が監督をするということで、その熱量がきちんと映画版に込められているんでしょうね。 映画館で見たいし、漫画も読みたい。
カオスの密度が濃すぎる!凄すぎる!!「“さん”を付けろよこのデコスケ野郎!」
これほどまでの名作を創りあげられた大友克洋作品なのに、原作は1Pたりとも読んでいないのですね。『気分はもう戦争』は友人の勧めで読んで、大変面白かった記憶があるのですが。 大友さんでないと描けない絵柄は大変印象的、かつ魅力的です。 アニメではのっけから、カオスすぎるにも程がある世界観描写と、芸能山城組によるオリエンタルチックで不穏な雰囲気の劇伴にノックアウトされました。劇場の音響の整った環境で聴くことができたなら、まさしく鳥肌物だったろうになぁ。 なのに、大変間抜けなことに昨年のIMAX上映を見逃していたんですよ。残念無念。 o(*≧д≦)o″クヤシー! 非常に滑らかに感じた作画は、調べてみると“2コマ打ち”という破格の作画枚数による緻密な手法が用いられていた賜物のようですね。赤色の使い方がとても印象的でした。 加えてプレスコ方式で絵作りするとか。どんだけ手間かけてるねん、って話です。 レビューを書くにあたって、ネットの各資料をカンニングしたんですが、原作コミックはもっと世界観の広がり&掘り下げがあったようですね。 イケイケのバブル当時でも、さすがに十億円単位で続編をいくつも作るってことは、そう簡単にはできなかったのかな?あんだけ狂ってたバブル時代だったからこそ、3部作構成くらいでやってほしかった気がします。大変惜しいけれど、今さら言ってもしょうがないじゃない。 実写化の話もあれこれと出ていたようですが、時代が追い付いた今こそ実現させてほしいものです。 (コミックの実写化に関しては「とりあえず作ってほしい派」なんですよ。成功か失敗かは、後で決めりゃいいから。私なら失敗しても原作レイプとか辛辣こと言わないし・笑) ちなみに、この劇の主人公って一体誰?と思って調べてみると、面白いことが書かれていました。まさかの『鉄人28号』リスペクトからの金田正太郎そのまんまの、金田がそのポジションらしくて。 なのにこの主人公、普通のパンピー少年なんですね。あくまでも、ただの健康優良不良少年。 そこ目線のお話だから、それが物語にリアリティを持たせる裏打ちになってると思ったの。 突拍子もない荒唐無稽なお話になりそうなところを、ギリギリ“あってもおかしくはない”近未来SFで踏み止まれたと思ったの。 想像の余地のない現実のお話と、あくまでも絵空事のホラ話。ここの塩梅が絶妙のバランス感覚だったと思うの。 いかにも世紀末に現れそうな怪しい教団も出ていたし。劇中ではあっけない最後だったけれど。 こういうところを何部作かで丁寧に描いてほしかった気が。今さら言ってもしょうがないじゃない。 面白かったのは、教団のパンフレットが1部500円の良心的価格だったこと。しつこい勧誘さえなければ、絶対に買いに行くのに。「ムー」みたいな感じの小冊子なのかな? 興味深いのは、同じく退廃したカオスな街を舞台にした『ブレードランナー』との関係性。 どちらが先か調べてみると、劇場公開はブレラン(1982年)の方が先だったようですね。但し『AKIRA』の原作コミックも同年からの連載(1982年)。 構想から察するに、どちらもほとんど同時期になるようですね。 全く同時に天才ふたりが同じ世界観で物語を作ったのは、非常に面白いです。神からの啓示でもあったのかな? ところで男子の永遠の憧れのアイテムのひとつ、金田のバイクって電動?それともエンジン駆動?劇を観ていると、明らかに排気音が聞こえてきたのに「やっとモーターのコイルがあったまってきたところだぜ」との台詞もあるし。もしかして燃費と環境に優しいハイブリッド? ただね、非常に惜しいことに一個だけ難を挙げるとするなら、ナンバーズの少年少女の声が、ちょっと棒気味だったことくらいかな。まぁ、減点材料になるほどでもないんですが。なんであの起用になったんだろう? 声優さんを調べようとしたのですけれど、三人ともWikipediaにもデータがないんですよ。この作品っきりの素人さん? もう一点、不思議に思ったことがあって。タカシとニアミスしただけの鉄雄が、何故タカシ以上に強大な力を手に入れたのかが?でした。もともと鉄雄に、能力者の素養があったのかな? わからないことの全ては、そりゃぁ…遺伝子のせいだなぁ。 あのエンディングは、原作通りなのかな?それとも劇場版用の締め方なのかな?劇場版『銀河鉄道999』みたいな。 原作の連載期間が1990年終了なのに対して、アニメは1988年の作品だしなぁ。原作未読って、こういうところで困ります。 情報量の多すぎるこの作品、語り出すとキリがないので、このあたりでお開きにしておきますね。 逃げるんじゃないやい!マジで超長文になりそうだから、文字数制限的に遠慮してるだけだわい!
AKIRAそして鉄雄
《全能の破壊力を持つ》存在なのか?未来なのか? 1988年。 原作・脚本・監督は大友克洋。 「ジャパニーズ・アニメ」として「日本アニメの世界的ブーム」の 火付け役となった、とのことです。 海外での評価はSF映画の古典とされている。 私が注目した点のひとつは、その反社会的反抗心。 既存の社会秩序を壊す存在としてAKIRAを描いた映画である点だ。 1988年7月16日、関東地方で「新型爆弾」が炸裂した。 そして第三次世界大戦後のネオ東京。 2019年の新首都「ネオ東京」は、反政府ゲリラと軍(アーミー)の 衝突が続いていた。 オートバイで暴走を繰り返すグループ「ナンバーズ」の一人・鉄雄は、 事故をキッカケに内なる能力が覚醒する。 そんな超能力者・鉄雄に目を付けた軍(アーミー)は、 鉄雄をAKIRAと並ぶ能力を秘めた実験体として管理下に置こうとする。 しかし鉄雄は病院を脱走して次々と人を襲うようになる。 もう元の人格は消えて人間兵器に成り果てている。 そんな鉄雄は2020年東京オリンピック会場の地下に向かい AKIRAの封印を解く。 《ここが見どころなのです》 そこにあったのは分析のためにバラバラに分解されたホルマリン漬けの 臓器だった。 《ショックでした》 AKIRAはイケメンの美青年か?美少年だと思い込んでたもの。 また《2020年が2回目の東京オリンピックだ》ってことは、 誰が予知してたのだろう? 駆けつけた軍の敷島大佐は『SOL』によるレーザー照射を行う。 それによって鉄雄は右手を失う。 (ちなみにSOLとは対地攻撃用静止衛星型のレーザー兵器のこと) 鉄雄は肥大する能力のために身体のコントロールを失い、 鉄雄は膨れて溶ける肉の醜い塊となり怪物へと変容する。 しかし鉄雄の能力は凄まじかった。 ビルを一瞬で破壊し、人を一撃で殺してなんの後悔も感じない。 危険な破壊王だった。 そして遂にAKIRAとナンバーズは鉄雄を宇宙の果てに追放する。 しかしネオ東京を飲み込んだ《光の球体》全てを吸い込む爆風が起こり ネオ東京は完全に崩壊する。 しかし瓦礫の山の中でも生き延びたゲイ・甲斐・金田は バイクを疾走して嵐が去ったネオ東京を走り去って行くのだった。 人間の行き着く果ては《デストピア》 という虚無的な思想を感じます。 またバイク愛が強烈で人間よりバイクを愛してる。 鉄雄は宇宙の果てに追放されたが、目に見えないAKIRAが どうなったのか分からないのだった。
普通の夜景に興味はないが、AKIRAの夜景は大好物!
久しぶりに観た。 けど、昔の衝撃はなかったな。 改めて観ると承認欲求強めな厨二病が偶然手にした力の上にあぐらかいてたらその力にいつの間にか飲み込まれてしまった、という退廃的なお話でしか無かった😂😂😂幼馴染の小競り合いに日本中を巻き込むなー💦 このストーリーそのものよりも、バイクのシーンが印象的✨首都高羽田線だとAKIRAの世界観を感じられる大好き過ぎる夜景。
全193件中、1~20件目を表示